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第163回天皇賞(春)4歳以上オープン 国際 指定 定量

2021年5月2日
第163回天皇賞(春)
4歳以上オープン 国際 指定 定量

競馬という競技をどう見るか。それは人によって異なると思います。ギャンブルとして見るなら儲けを求め、スポーツとして見るならロマンを求める。多種多様な楽しみ方が出来るのが競馬の魅力の一つであり長い歴史の中、文化としてここまで栄えてきた所以だと思います。
筆者はここまで回収率重視の予想を提示し、馬券に思い入れは別というスタンスで記事を掲載してきました。

そして、今回の天皇賞(春)。
回収率と思い入れ。その2つが完璧に噛み合ったレースと感じてなりません。

日経賞の回で少し記しましたが思い入れのある馬が今回出走。本命はその馬。

     ◎ワールドプレミア

この馬に魅せられた理由は是非日経賞の予想をご覧頂きたいのですが、今回推す理由はそれだけではありません。

まずは、今年のメンバーレベル。直近1年間にJRAのG1を勝った馬がおらず低調模様。
そうなれば2019年の菊花賞を制した当馬の実績は確実に上。

次にワールドプレミア自身の精神面、状態面について。
2019年菊花賞を制した勢いそのままに有馬記念に参戦。結果は3着と好走。しかし、当時跨った武豊騎手の騎乗振りは完全に着狙いといった印象。上位との力差があると感じていたからでしょうか。それは定かではありませんが一発に賭ける騎乗をしたことは間違いありません。
その後、長期休養を余儀なくされ復帰は翌年のJC。こちらも相手は強かったですが6着とこの馬の競馬はできていました。そして2019年と同じく有馬記念に参戦。結果は5着。
そして特筆なのは前走の日経賞。
状態面一息、斤量も57を背負い3着に。それなりに器用な立ち回りもできるようになったと感じました。
叩いた今回の天皇賞は順当に良くなると考えるのが妥当。
鞍上の石橋脩騎手も前走後の談話で精神的に大人になったと回顧。ステイヤーとしての資質が目醒めてきたということでしょう。
思うようにレースを使えてこれず、それでも掲示板を確保できていたこの馬の地力はやはり高。
阪神3200というコースで行われる今年の天皇賞(春)。
その地力がモノを言うレースになる気がしてなりません。

そして最後の推し要素としておそらく単勝オッズが5倍を下回ることはないということ。
これまで戦ってきた相手関係、状態面の不安のなさ、好枠を引き当てた運。これらを総合的に鑑みて5倍というのはかなり美味しいオッズと見受けられます。

武豊騎手でないということは正直少し不満ではありますが福永騎手もトップジョッキーの一人。
信頼する他ありません。

勝負は◎の単勝。

ですが、あえて穴っぽいところを挙げるとナムラドノヴァン辺りか。
週間競馬ブックに載せられているフォトパドックを見て非常に好感を抱きました。
ナムラドノヴァンとのワイドも少々購入しておきたいと思います。

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