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2021年5月30日第88回東京優駿 G1

2021年5月30日
第88回東京優駿 G1
3歳オープン 国際 牡・牝 指定 定量

競馬界の大一番日本ダービーが開催。
最近、更新が出来ていませんでしたがこのレースだけは気合を入れて掲載。

今年のダービーの中心はエフフォーリアで間違いなく、先に申してしまうと筆者もこの馬が本命。
皐月賞の際に記しましたが、ポテンシャルの高さはメンバーの中で随一。
大トビの走りをする当馬に向いているとは思えない中山コースの皐月賞を快勝したのはそのポテンシャルの高さ故。そこで2着に3馬身差をつけた事を考えると今回この馬以外に本命を打つのはいささか無謀と考えられます。

馬券的な話をすると2着候補の捻出が肝。
例年通りの考え方をするなら皐月賞組からピックアップするのが良いか。
紅一点サトノレイナスの取捨をどうするか。
前走からの騎手の乗り替わりが非常に多く、それをどう捉えるか。

この辺りが今年のダービーの攻略ポイントではないでしょうか。

     ◎エフフォーリア

1枠1番を引いたというのはこの馬にとって幸か不幸か。過去のダービーの結果から1番枠というのは超好枠であることは間違いなく、競馬ファンなら恐らく誰もが知っていることと思います。
当然、他馬からのマークはこの枠に入ったことによりさらにきつくなってしまうでしょう。

…が。
無理矢理のケチをつけるならこれだけ。
他に死角が見当たりません。

・実績申し分なし。
→4連勝で皐月賞を制した馬に実績不足というのは野暮。その内容も良。
・臨戦過程問題なし。
→今年3戦目でゆとりのあるローテ。追い切りも◎。
・横山武騎手の手腕は本物。
→弱冠22歳で思い切りの良い騎乗が目立つ。それでいて頭脳的なプレーも見られる。
・血統的にも距離不安なし。
→父エピファネイアはJCを圧勝。母父ハーツクライは有馬記念で国内で唯一ディープインパクトに土を付けた。

3連単1着流しで馬券を購入するので、本来なら○▲☆等、優劣を付けるところではありますが、今回はそれは無し。
エフフォーリア以下は全て△。
内から順に。

△ヴィクティファルス
正直この馬を相手に入れたのはオッズに揺らいだということです。ここまで人気を落とすなら…という思いから。
共同通信杯ではエフフォーリアに完敗したとはいえ、今回出走のシャフリヤールには先着。その後スプリングSを制し、皐月賞へ。
皐月賞では案外ながら、ややイレ込み気味だったのも影響したか。
G1の池添ジョッキーも怖く、内枠を引いた立ち回りにも期待。

△ディープモンスター。
前走の皐月賞までの戦績は(3.1.0.0)とパーフェクト。
前走は位置取りがやや後ろ過ぎたと感じます。
それでも最後は良い脚を使い、伸びてきてはいたので2400になる今回は狙い目か。
武豊騎手に戻るのも好材料。

△グラティアス。
2000メートルの新馬戦でデビュー。そしてキャリアは全て2000メートル戦。
その使い方はスタミナに絶対の自信があるということの裏付けであり、今回の舞台設定に不安はなさそう。
皐月賞では不利も受けていたことから相手に。

△ヨーホーレイク。
推しポイントとしてはややディープモンスターと被る馬。
皐月賞の負け方からいかにもダービー向きといった印象。
デビューから全てのレースで上がり最速をマークしていることから瞬発力勝負の展開になれば浮上してくるであろう馬。

△シャフリヤール。
前走の毎日杯は驚愕の時計での勝利。
高速決着には問題のない馬。
福永騎手も早い内からこの馬でダービーをと述べていたようでその言葉も信頼。

△ステラヴェローチェ。
皐月賞で本命にしたから…
という思いも少し。
サウジアラビアRCでは不良馬場で勝利。朝日杯ではレコードの2着と馬場状態は不問。
人気的にも皐月賞3着馬がこれなら抑えには入れておきたい存在。

△タイトルホルダー。
皐月賞では軽視し、痛い目に。
この馬の持ち味は先行力。行った行ったの競馬になった展開を考慮した場合、残り目に警戒。

以上を相手に。

他、人気が予想されるサトノレイナス。
これについてはエフフォーリアを本命にしている以上、相手には入れたくないという考えから。
また、先週のソダシの結果から察するにその馬に負けているようでは…という懸念。
最も、距離が伸びて良いであろうタイプであることは間違いなく、2.3着に来ても全くおかしくない存在。
馬券の配当妙味から消しという判断。ルメール騎手騎乗で多少の過剰人気にはなるでしょうから。

最後に一頭。
本当はこの馬も買い目に入れたかったのですがあまりにも点数が多くなるので泣く泣く消しに。

グレートマジシャン。

競走能力という点で考えるとこのメンバーでもかなり上位の存在だと思います。
母ナイトマジックの産駒は2400メートルで好成績を収めています。
東京で連勝を収めているように、ダービー向きな印象もあります。
ですが、買い目に入れなかったのは私の勘によるところ。
折り合い面にやや不安があるということからでしょうか。
ダービーで馬券になるには…という単純な自分の直感を信じてみたいと思います。

そして本当の最後にもう一点。
今回私の本命のエフフォーリア。
私は基本的に穴党であります。
ですが、惚れ込んだ馬や実力を認めた馬には人気でも本命を打ちます。
自慢ではないですがエフフォーリアは百日草特別から目をつけていた馬。共同通信杯では単勝馬券も取らせてもらいました。皐月賞では本命にしませんでしたがその理由は当時の記事を参照。
せっかくのダービー、ましてやタイトルに相馬眼と掲げている当方。
馬券の当たる、外れるに関わらずエフフォーリアが1着でゴールを駆け抜けてくれることを信じたいと思います。

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