La Baye 2x4 DEVO Signature Model Redというギターのレビュー

お久しぶりです、須藤ストラです。
noteで記事を書く前に使っていたサービスの1つにブロマガというものがあるのですが、そのサービスがそろそろ終了するため、これからその時に書いていたもののうち、思い入れのあるものに追記して、いくつか投稿しようと思います。

今回は私が所持しているエレキギターの1つ、La Baye 2x4 DEVO Signature Model Redについて。

画像1

ギターの概要

このギターは、1967年に「La Baye(ラ・バイエかラ・ビエと読むらしい)」というアメリカの小さなギターメーカーが出した2x4ツーバイフォーというギターの復刻版になります。
本品はEastwood guitarsイーストウッド・ギターズというカナダのギターメーカーが復刻を企画し、日本国内では「あぽろん」という新潟で展開している楽器店が輸入代理店となり販売しています。
購入当時はなかった日本法人のようなイーストウッド・ギターズ・ジャパンってサイトも見つかったのですが、これはあぽろんとの合弁会社?っぽい。

2x4という名前の通り、DIYでよく使われる2x4材をそのままギターのボディにしたような見た目が特徴。
見た目が変なギターを「ビザールギター」と呼ぶのですが、こいつは中でもあるギタリストが使っていることからごく一部では有名なギターになっています。
そのギタリストがギターのモデル名にもあるアメリカのバンドDEVOディーヴォのボブ1号ことロバート・マザーズボウです。

画面右側に彼とそのギターが見えます。

日本であれば、DEVOに憧れてバンドを始めたPOLYSICSポリシックスのギターボーカル、ハヤシヒロユキがPVで度々使っているのも見かけます。

僕はこちらで知りました。

ギターの仕様・特徴

復刻にあたりボブ1号の意見から、ピックアップセレクターがボディの左側に移動したり、音を調節するノブが2ボリューム2トーンになったりという改修や、アームがビグスビーになっていたり、ヘッドに付いていたテンションバーらしきものがなくなったり、と当時のものから変化はあるものの、特徴的な見た目はほぼそのままです。

このギターは普通のギターであれば本来ある部分が盛大にぶった切られているため、とにかく軽いのがメリットです。付属品のケースはハードケースですが、それでも普通のギターを持つより軽く運ぶことができます。
ただ、そのボディの軽さから重心が安定せず肩にかけているだけだとヘッド落ちしたり、普通のギターであれば出来るボディの上側に肘を当ててのピッキングが出来ないことから弾く時の位置が安定しないのがデメリットです。
手を離すとすぐにネックが落ちるようなバランスのため、両腕を駆使してとにかくボディを体に押さえつける必要があり、普通のギターを弾く時にはいらないな力が必要で弾きづらい!

しかし、この見た目に惹かれたのであれば、「弾きづらい」なんてことは恐らく些末なことです。ビグスビーアームを使うと、チューニングもすぐに狂いますが、これも見て見ないふりです。

ピックアップにP-90を使っていることから、出音はそこそこ歪みながらも、クリーンも鳴らせますし、思ったよりも良い音でした。これも見た目に惹かれたのであればあまり気にするような所でもない気はしますが。

試奏動画

出音はメーカーの試奏動画や、過去に私がPOLYSICS「BUGGIE TECHNICA」を弾いた動画があるので、もしかしたら参考になるかもしれません。

まとめ

・Eastwood guitarsが復刻したビザールギターの1つ
・DEVOやPOLYSICSが好きなら気に入るかも
・軽いことによるメリット・デメリットはそれぞれある
・見た目はとにかく特徴的
・出音は思ったよりも良い

現在だと、復刻版のLa Baye 2x4は今だと中古で出ている可能性があるので、とにかく見た目が最高!ってなった人は定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

ではでは。

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