MacでPython3.X+Miniconda環境を構築

Linux+pyenvとかでPython環境を構築しているのをよく目にするけど、自分は仕事でWindows+Anaconda3の環境がメイン。ただ自宅マシンはMacなので、職場同様の環境に近づけるべく以下のようにする。

・MacBook Air (13-inch, Mid 2013)  / OS X High Sierra
 ちったぁ古いが大丈夫!!
・Miniconda3
 Anacondaはどうにもパッケージ容量が大きいので最小限パッケージのこちら。
・Visual Studio Code
 
Windows版とまったく一緒の動き。デバッグも楽。


1. Minicondaをインストール

公式(https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html)から bashインストーラを入手して、ターミナルで

$ bash Miniconda3-latest-MacOSX-x86_64.sh

これだけです。conda系はアンインストールが簡単なので、仮想環境とか、気にしないで使う。

2. Minicondaでenvを切る

Python3.6系で開発したいので以下のようにenvを切ります

$ conda update conda //condaを最新版にしておく
$ conda create -n Python36 python=3.6 // Python3.6用の環境構築
$ conda activate Python36 // Python3.6用の環境に切り替え

3. Visual Studio Codeをインストール

公式(https://code.visualstudio.com/docs/?dv=osx)からappを落としてきて、アプリケーションフォルダに突っ込む。お好みで日本語化する。

4. Visual Studio Codeでデバッグ設定

・拡張機能「Python」をインストール
・メニューの Code>基本設定>設定 から以下のキーを検索して envを切ったディレクトリのパスに変更する。

{
    "python.pythonPath": "/Users/username/miniconda3/envs/Python36/bin/python",
    "python.autoComplete.extraPaths": [
        "/Users/username/miniconda3/envs/Python36/lib"
}

これで VS Code上で F5を押すと、表示中のPythonコードをデバッグ実行できるようになる。


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