見出し画像

教えてもらうことと調べること

バイト先の会社の前の上司に、
初日に言われて今も忘れないのが

「メモ取らないで。メモ取ってる時間待ってたら作業止まっちゃうでしょ。わからなかったらまた聞いて」

えーーーーー、
一回教えたことまた教える方が非効率じゃないのーーーーー?!
と私は心の中で思ってしまった。

私は人から教えてもらったことをもう一度質問するのが嫌だし、
教えたことをまた質問されるのも嫌だ。
もう一度質問して話を聞いてないと思われるのも嫌だし、質問されるのは面倒くさいから嫌だ(笑)
だからとにかくメモ取る至上主義だ。

そして、自分で調べるのも好きだ。

新しいコトバと出会ったとき、
何かの使い方がわからないとき、
場所がわからなとき。

誰かに聞く前に自分で調べる。
調べてわからなかったら詳しい人とか誰かに聞く。今の時代はほとんどのことはネットが教えてくれる。
だけど、もちろん載ってない情報だってたくさんある。専門的になればなるほど。

プログラマーの知り合いの方々がよく言うのが、
技術も必要だが、正しくググれる力も大事だ。と。

しかし、ある友人は言った。
調べるより聞いた方が早い。調べるのは面倒くさいし、効率悪い。

これは、どっちかと言うと私の考え方よりも、前の上司の考え方に近い気がする。

その時は確かにそっちの方が時短で効率的かもしれない。
でも、本当に効率的なのだろうか。
メモせずにもう一度質問したら、メモを見れば一瞬で思い出せたことも「すみません、先程の内容なのですが、、、」と若干気まずい感じで、わからなかったとこもわかっているとこも含めて全部説明されてしまうかもしれない。
何よりも、耳から入ってくる情報よりも目から入ってくる情報の方が一瞬で受け取れる量は遙かに多い。
そして、ネットで調べればすぐわかることを他人に聞いたら、自分の時間は節約できるかもしれないけど、他人の時間は浪費していることになる。

どちらが良い悪いのではなくて、考え方の問題なんだろうけど、聞いて素直に答えてくれる人なんて世間には多くないと思う。
みんな答えてくれても、心の中ではめんどくさいとか、自分で調べろとか、そんなこともわかってないのかとか思ってるはずだ。きっと。
仕事の場なんてもっとそうなだろう。多分。

だから、メモを取ることと、自分でまず調べてみるのは1つの物事を潤滑に進める手段だと思う。

まぁ、こんなこと言っていると質問されにくくなってしまう。こいつに聞くのなんかめんどくさいなって思われて(笑)何が悪いって、気軽に質問できない上長がいるチームは大体雰囲気が良くない印象があるところだ。

人と人とが関わっていく過程では、たまに合理性を突き詰めるとうまくいかないことがある。

たまにはちょっとフランクで非効率的な行動が求められるときがあるのかも。な。

そこの塩梅が難しいなぁ〜(笑)
と、感じる今日この頃でした。おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?