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児童書を読んでみたい

クリエイター向けのソフトウェアを開発している会社で仕事をしているのですが、いわゆるデジタルツールみたいなジャンルのものって「学習コスト」がネックになることが多いんですよ。

無料体験ができても、ソフトをインストールしてから数分で小さな成功体験を掴めないと何だかわからないという感想で見区切られちゃうことなんてざらにあるわけでして。

もちろん公式のチュートリアルも公開しているんだけど、初めて触るソフトでいったいどれだけの人が公式から提供されているチュートリアルを見るのかって、まあ、これもまたなかなか壁が多いわけでして。

自分自身のこれまでを振り返ってみても、例えばAdobe社の製品を触るときに、公式の学習コンテンツを参考にしたことがあるかと聞かれると首をハテナ?とかしげることしかできない。

そう考えたときに、物事の案内の仕方や、覚えさせ方って児童書がさんこうになるのでは?と最近思い始めているっていうのが今回のお話なんですけど、まだ参考になりそうなものを購入すらしていないのでこれ以上話を広げることができないので、今こうして文字を入力しながら続ける言葉を考えている。

何かを説明するときに「自分の親に話してもそれが伝わるのか?」という基準を自分の中で設けるときがある。

児童書うんぬんっていうのもそれに近いんだけど、親の世代(自分の場合は60代とか70代とか)の場合はすでに言葉だったり物事を知っているので他の物事に置き換えて例え話で説明することができる。

でも、児童書を読む世代はこれから知識を蓄えていく過程に存在する尊い瞬間が毎分毎秒やってくるので、そこでどれだけ理解しやすく物事というものを説明するのかっていう感じのアレなんじゃないかなって。

そう言い残すと男は児童書を漁りにAmazonの奥地へ向かった。


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