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価値観のハザマ

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何気ない日常から学んだ・感じたことを綴るエッセイ。読書、仕事、料理、恋愛、サービス開発。何気ない日常には、学びがたくさんありました。
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新宿・紀伊國屋書店地下「モンスナック」にて

日頃読む本のジャンルとして”エッセイ”を読んでいるからには、自分もエッセイらしいものをきちんと書きたいと思う。やはり経験と知識に富んだ著者が綴るエッセイからは、その場の雰囲気や心情だけでなく、使われる言葉一つ一つからも感じられる何かがある。 自分自身にそんな能力はなくとも、エッセイらしいものを綴ってみたい。今日はそんな思いで、先日はじめて行ったカレー屋さんについてを記していこうと思う。 ポークカレーに、ほっぺたを引き剥がされた。 * 紀伊国屋書店の新宿店。都内近郊にお

エッセイ至上主義

冒頭で「ここ最近」「ここ最近」と、いつも決まり文句のように連呼してしまっている。が、今回も"ここ最近"のことを書き記したいと思った。 今回のここ最近は、エッセイについて触れたい。エッセイ、皆さんも読まれたことがあるでしょうか? 読書を始めた頃なんかは全くといっていいほど興味もなく、ビジネス書至上主義者となっていたが、ここ最近はエッセイを手に取る機会が格段に増えている。 * 以前こんな投稿を書かせていただいた。 この辺りからエッセイを読み始めるようになったのだが、最近

書評欄に魅せられて

ここ最近、新聞を読みはじめるようになった。 好奇心旺盛な気持ちは、どこまでも新たな知識や知見を求めることを好む。 これまでは新聞を手にすることに対して、あまり乗り気になれなかった。だがある時、なんだかふと新聞を読むことをはじめていた。 そして、書評欄があることに気づくに至った。 * これまた、なぜ今まで僕は手を出してこなかったのだろうか。 読書好きにとって、様々な本に出会えることは最高の至福であり、書評欄もそうした意味では、新たな出会いの場であって心躍る場所である。

価値観の違いって残酷だと思った

やっとの事で、今期末のテスト代わりとなるレポートの提出が終わった。 新年明けて、ほぼ丸々一ヶ月をレポート作成に費やすことになったけど、疲れと一緒に感じるこの達成感。すごくいい。でも、もうやりたくない。 小中高と「夏休みの課題は最終日にやる派」だった自分としては、期限よりも前に、余裕を持って終えられた今回のレポート期間はなんとも奇跡のようだったなぁ。なんて思う。 * そんなこんなでレポートも終え、春休みに突入したので、バイトのシフトを極端に増やしてみた。これまで入らなか

2021年という年

少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。 2020年は本当に様々激動の1年間で、あっという間な1年だった。 昨年の6月あたりから始めたこのnoteも、途中3ヶ月ほどおやすみしていたものの、気づけば約半年が経っている状況。いつもお読みいただいたり、コメントしてくださる皆さま、本当にありがとうございます。 こうしてnoteを通して繋がった方がいること、すごく嬉しく思います。 * もう早いもので、年が明けて5日も経っている。時間の経過って怖いもの。

夜中の作業と糖分と

僕は完全に夜型人間だ。 仕事も作業もリラックスする時間も、全て、夜が一番”具合がいい”。 なんでかわかんないけど、夜ってすごく集中できる。特に、本当の真夜中。2時、3時。 色々怖い時間だけど、この時間がいい。 この時間にデスクに向かいながらひたすら作業する時が、かなり気に入っていて、朝にはない独特な静けさに高揚する。 でも、それと合わせて糖分をめちゃくちゃ欲するのが悩みかも。 * こうしてnoteを書いてみたり、学校のレポートや日々の課題をこなしてみたり、今なら

はじめは、ただ好きだった。でも、感性の一致が、僕らをそれ以上にさせた

かなり久々の投稿になってしまった。 細々とやっているこのnoteにも、ありがたいことに毎投稿見に来てくださる方がいて、本当に感謝である。ありがとうございます。 しばらく離れておりまして、すみません。マイペースにやっていこうと思います。 さて、 最後の更新から3ヶ月程経ってしまったのだが、この3ヶ月は本当に濃かった。 なんだか「濃い」という言葉をよく使っているものの、この3ヶ月はこれまでの人生史上でもトップクラスに濃い時間が流れていた。。。 ように思う。 * そ

電車に乗ると、毎回恥ずかしい思いをする話

東京に住んでいると、地元に比べ、電車に乗る機会が桁違いに多い。 それだけ気軽に色々な場所に出掛けられるわけだが、それと引き換えに、かなり悩むことがある。 それは、「立ち乗りした時のフラ付きめっちゃ恥ずかしい問題」である。 これは大変な問題だ。 * 東京の電車なんて、やはり常に人が多いわけで、なかなか座れないことの方が多い。 昨今のコロナの状況下、密集して座ることも皆避けるようになったため、ますます席を確保することは難しくなっているだろう。 もちろん、コロナが広ま

いつから僕は、そんな時間を"無駄"と考えるようになったのか

どこからともなく聞こえてくる、元気いっぱいのセミの鳴き声。 もう少し意識を外に向けてみると、聞いたことはあるけど、いまだに何の鳥かがわからない、特徴的な鳥の鳴き声もする。 窓辺でこうした人間以外の生き物の声を聴くたびに「うわ〜めっちゃ夏」なんて思う、今日この頃。 そんな時には大抵、僕の片手にはスマホがあり、何となしにTwitterが開かれている。 フォロワーさんの投稿を一通り楽しんだら、必ず虫眼鏡マークからトレンドを確認して、世の中の興味関心的な事をざっと確認する。

「男として見れない」の根本的な問題

これまでに、このフレーズを幾度耳にしてきたことだろうか。 自分自身、何度か言われてきたフレーズではあるのだが、周りの友達や知り合いに対する評価として耳に入ってきたことも、幾度かある。 「あなたのこと、男として見れないの」 捉え方によっては、残酷そうにも、優しそうにも聞こえるこの言葉だが、こういった言葉を送られる側の自分としては、男として見られない男子に、ある共通点を見出すことができると、最近気づいてきた。 つまりは、自分に落ち度があることが、ここ最近、やっと体系的に理

男子は”アドバイス”をしたい生き物か

恋愛というものは、この人生において非常に攻略が難しいゲームだなと、最近改めて思う。 男女それぞれ価値観が違うため、尊重したり迎合できる部分もあれば、どこで反発し、爆発するかの線引きが難しいことだってある。 だからこそ、パートナーと2人で納得のいく着地点を目指すためにも、自分でない他の人の視線と自分の視線を絡めるべく、定期的に友達へ相談を持ちかけることは得策だ。 時にその相談が、ただ愚痴りたい願望だけが集約されている時もあると思う。それも大切なことだろう。 だが男子とい

不思議なお盆

気がつけば、今年もお盆の時期がやってきた。 高校卒業したあたりくらいから、時間の流れがだんだん早くなってきていて、なんだか不思議な気持ちでいる。 つい先日まで「さみぃ〜〜〜。早く夏にならね〜かな〜?」なんてみんなで言っていたのに。 こういった時間の流れの早さなんかを、毎年、新年やお盆、クリスマスなど、節目節目や行事の度に不思議に思うわけだが、今年のお盆はまた違った不思議な気持ちが心を充満している。 * 今年はコロナの影響で、帰省ができていない。 つまり、お盆に実家

「おすすめの本教えて?」の正解

やっと関東も梅雨明けが発表されたので、いよいよ夏か、と思う日々です。 晴れた夏の日に木陰で涼みながら読む本なんて、ベタだけどいいな〜と、本が好きな自分は妄想しちゃいます。ベタってやっぱいい。 本好きなら、そんな妄想をふとしてしまうことも多々あるかと思いますが、こんな質問を受けることも多くないですか? 「おすすめの本教えて?」 * 本読むのが趣味、いや、生活の一部になっている方、こういった質問を、これまでの人生で恐らく1回はされたことがあると思います。 いや、絶対あ

”罪悪感”の向き合い方

生きていれば、様々な場面で罪悪感を抱くことがあります。 その種類も多種多様なもので、生きることすらしんどく感じる罪悪感もあれば、笑って済ませれる罪悪感もある。 そんな罪悪感は負債のようなものな気がします。罪悪感を負債として抱えることで、幸福感や高揚感を手に入れることができます。 * 僕は昨日、命を落としたくなるレベルではない、小さな罪悪感の受け入れを承諾することと引き換えに、最高の高揚感と私服の時間を手に入れました。 そのトレードが行われた対象となった物は、家系ラー