最近買い揃えた漫画5選

こんにちは、あるいはこんばんは。ばにらさんです。

漫画を買ったらTwitterに書くようにしてたんですが、すぐ流れてしまうのでここ1年くらいで気に入ってる漫画を纏めてみました。

なお、買ってる漫画・読んでる漫画はいっぱいあるんですが、「よく読み返してる漫画」に絞ってご紹介します。読み返すってことは気に入ってる度が高いってことなので。

「ぱらのま」kashmir

旅漫画です。主人公のお姉さんが公共交通機関で巡る、ゆるい旅行が描かれます。

とにかく、旅へのスタンスが近いので共感できてしまう。旅は一人に限るし、ちょっと無計画なくらいが楽しいのですよ。

中でも関東近郊旅行の回は「そこ行った!」「えっそんなのあったの!?」と、読んでると旅を追体験するような楽しさに満ちており、何度も読んでしまいます。

小奇麗に纏まった旅行情報ではない、思いついたらふらっと日帰りしてくるような気まぐれ旅の魅力が詰まっている。そんな作品です。

「ざつ旅-That's Journey-」石坂ケンタ

ぶっちゃけると「『ぱらのま』みたいな漫画が他にも読みたい」と思って探していたら出会った作品です。

こちらも見切り発車旅行の楽しさに満ち満ちた話と描写が魅力。旅先での不都合や小トラブルが楽しくなってくる感覚は、思わず「わかる~~!!!」と声が出てしまうほど。

社会情勢ゆえに越県での旅行が憚られる……という不幸に見舞われながらも、それをネタにしたお話が登場するのはお見事!都内旅行なんかは、近いからこそ自分も行ってみたくなりますしね。

『ぱらのま』よりもキャラクター同士の掛け合いやストーリー性が豊富なので、万人にオススメしやすいかもしれません。

「秘密のレプタイルズ」鯨川リョウ

爬虫類を飼い始めたら四方八方からオススメされた作品

試し読みした回があんまり好みじゃなかったので購入を迷っていた時に、トカゲを捕まえた張本人から「爬虫類の本だったら何でも買いなよ」というクソみたいな圧を掛けられて、まずは1~2巻……と買ってみました。

……まぁ、全巻揃えましたよね。

惚れ込んだきっかけは、主人公が初のペット飼育環境をセッティングする4話。

この作品、飼育方法の解説が物凄く真摯なんです。『飼育Let'sレプタイルズ』がタイトルの由来という話は伊達じゃない。そこからはもう「一生ついてくわ!」って感じでした。

マンガワンアプリなら無課金でも数話ずつ読めるので、まずは4話まで読んで。ほんとに。


「アタマの中のアレを食べたい」アサギユメ

爬虫類を飼い始めておよそ1年後。トカゲをウチに持ち込んだ元凶のJKからLINEが来ました。

「爬虫類専門動物園iZooに来てるんだけど、『ひみレプ』の鯨川先生と、その奥さんの直筆イラスト飾ってある」

この連絡をきっかけに知ったのが『アレ食べ』。タイトルから予想できるように、ゲテモノグルメ漫画です……が、可愛い絵柄で気持ち悪さ・読みづらさはあんまり感じません。(食材や生物はリアルなんですが)

魅力は毎回のゲテモノグルメ以上に、鯨川リョウ・アサギユメ両先生の夫婦生活。変わった生き物に囲まれた日々と、隙あらば炸裂するアサギ先生のノロケにニヤニヤしてしまいます。

「瑠璃の宝石」渋谷圭一郎

ごく最近(2021年10月)、ネット広告で流れてきて読み始めた作品です。広告で流れてくる漫画、ちゃんとこういう機会にも繋がるから侮れないね……

女の子が挑む鉱物採集のお話。兎にも角にも、作品内に込められた地学知識が凄いんです。

確かな知識に基づいている(っぽい)からこそ、リアリティのラインが絶妙。巨大な宝石がザクザクでもなければ、「宝石なんて現実には手に入らないよ」でもない、科学に裏打ちされた鉱物採集が小気味良い物語を紡いでくれます。

ともすれば不快なキャラクターになりそうな性格の幼い主人公が、絶妙な塩梅でコントロールされてるのもお見事。

さいごに

という感じで、気に入ってる漫画を描き並べてみました。ファンタジー系の世界観より、現実の知識や取材を反映した作品に惹かれる傾向が顕著ですね。

漫画というフィルターを通して、「この世界ってこんなに面白いもんがあるよ」と紹介してもらう。そういうのが楽しい・のかもしれません。

などと纏めつつ、今回はこのあたりで。また1年後くらいにやってみても面白そうですね。

お読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは動物の世話及び保護の為に役立てさせていただきます。