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ハハとムスメの365日 #4 腹ぺこ2人が行くコメダ珈琲
今日は息子が元気になり、幼稚園に行った。いつも通りの朝だ。
どたばた送り出して、家事をして朝食をとる。
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娘は息子が幼稚園に行く前はなぜか2人でイタズラざんまいなのだが、1人になると急に静かになる。
私が朝食を食べ始めると、1人でおもちゃ箱の前に行き、絵本を開いていたのでなんとも優雅な時間を過ごしてしまった。
食べながらふと思う。カプレーゼを考えたのは誰だろう…バジルとチーズ、トマトにオリーブオイルとコショウという実にシンプルな味付けながら、その美味しさは絶妙である。
先日いきつけの産直店でバジルを2株買ってきた。フレッシュなバジルを贅沢に使える幸せ。
調べてみると、イタリア南部のティレニア海に浮かぶ「青の洞窟」で有名な場所、カプリ島。
元々はそこで作られた地元食だったようだ。正式には「インサラータ・カプレーゼ=カプリ島のサラダ」という名前だという。
ある時、カプリ島の「グランドキジサーナ」で晩餐会が開かれたらしい。そこでカプレーゼが提供され、大好評。
イタリアの国旗と同じ色をしたその料理は、全土に広がり市民権を得ていったという。
このグランドキジサーナの雰囲気がそれはもうよすぎて、頭の中でこのホテルのテラスで本場のカプレーゼを食べているところまで想像して、現実に帰ってきた。ボーノ!
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朝食を終えて、昨日の続きをすることにした。途方に暮れそうなスモック作り第二弾。
さくさくと布が切れる感覚はなんとも言えぬいい感じ。そして、カタカタとミシンで縫っていく。しばらくすると、1人で遊んでいた娘が駆け寄ってきて、膝の上に乗ってくる。
コアラのように抱きついて、そのまま寝てしまった。あとから夫に聞くと、娘は朝3時から起きて大変だったそうだ。(私は起きる様子もなかったらしく、申し訳ない) 通りで眠いわけだ。
そこから、娘はこんこんと眠り続け、私は裁縫をし続けて、気づくと時計は14時前になっていた。
コメダのでっかいカツパン
4時間何も食べてなかったので、2人とも空腹だった。今なら「はらぺこあおむし」よりも食べられる自信がある。
候補に上がったのは、コメダだった。あのでっかいカツパンなら私をお腹を必ずや満たしてくれる!
娘も私のカツパンへの愛を感じたのだろう。意気揚々と車へ乗り込み、きちんとシートベルトも装着して出発した。
娘と2人でコメダに行くのは、初めてである。
お茶の時間で混み合う店内。みんなが優雅にコーヒーやらケーキやら注文しているだろうこの時間にでっかいカツパンを食べる親子。それもまたよし!
注文して15分ほどすると、運ばれてくるその大きなシルエット…きたきた!
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「でっか…」何回見ても規格外の大きさである。叫びたいのをこらえ、さっそくいただくとする。
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明らかに口に入らないサイズ感だけど、それを頬張るのがまたいい。
さくっさくなカツとシャキシャキとした野菜、そして何よりふわっふわで甘みのあるパンの組み合わせが…至福。
娘は明らかに「なんじゃこりゃ」という顔をしている。
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しかし、一口食べようもんなら、たちまち笑顔になった。特にふわふわパンが好みの味だったようで、だいぶ食べられてしまった。カツだけになってしまう!
たらふく食べて、息子を幼稚園まで迎えに行った。このコメダでの至福の女子会は男性陣には内緒である。
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