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ルーツをめぐるドレス

「ウエディングドレスを着るのは、結婚式の本番がいいよね!」

とっておきのワクワクは、メインのお式まで封印。
今回のフォト用ドレスは気分をあげてくれるちょっと特別なワンピーススタイルに!


"衣装選び"という時間は、人生において貴重で大切な時間。

いつものファッションを着ただけでは、こんなとびっきりの笑顔には出会えない。

あぁ、なんて幸せな仕事をしているんだろう!と思うのと同時に、なんとなくではなくて、ちゃんと自分を愛せる衣装を身にまとってほしい、とやっぱり思ってしまう。

紛れもなく、この笑顔のために私はスタイリストをしている。
どんな表情にもまして、この自信に溢れた瞬間は美しいんだもの。

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音楽がだいすきで、バンドサークルで出会ったふたりだから、スニーカーでもヒールでもない、手持ちのDR.MARTENSでコーディネート。

パーソナルやバックボーンを知っているからこそ、アイテムやファッションで表現していくことができる。
そうやって、自然と彼女らしさが完成していく。

今回は、シンプルな記念写真ではなく
思い出よみがえる、ふたりだけのルーツをめぐる撮影🌿


家族でよく行った百貨店やレストラン
友人と毎日通った通学路、ふたりの初デートや告白の場所..

記憶と一緒にめぐる、とても感情深い撮影。

(よく見かける人気の場所で、みんな同じポーズで撮る結婚写真に違和感しかないから、この撮影は本当に思い出深い)⁡


ラストシーンは、ふたりが出会ったバンドサークルのみんなへも結婚のご報告..🌷



懐かしみながらも、今ある時間を大切に想えるのって、大切な人を大切にしつづけるために必要な時間なんだよね、きっと。


ここで、みんなと再会しなかったら一生思い出さず、しまったままの記憶も感情もあっただろう💭


何か特別なことをしたり、作り込んだ演出をしたわけじゃないけれど、この時間がこれからのふたりを支えていってくれるのだと勝手ながら思う。


こんな時代を生きていると、当たり前ができないこともいっぱいある。
大切な人たちを集めた結婚式も、そのひとつだ。

それでも、できないことを悲観するのではなく、今できることの中で、ひとつひとつのアクションに意義を持たせたり、ふたりの未来に価値となる時間をつくることはできる。

⁡そんなスタイリストでありたいし、そんな仲間とクリエイティブしていたい。


@_rootsandroutes_ 
@ayatogram01 

♡ @manappleee 

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