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【高年妊活 Vol. 1】六本木レディースクリニックで不妊診療、体外受精を決めた話。

私は結婚したのが2018年9月。
自己流のタイミングを取っていましたがなかなか成功せずで色々なクリニックを試しました。

2019年10月頃から本格的に六本木駅の近くにある六本木レディースクリニックで不妊治療を始めました。
六本木レディースクリニックに出会うまでの紆余曲折はこちらに書かせていただきましたのでぜひ!

不妊検査とタイミング療法開始

まずは不妊検査を進めながら、タイミング療法をすることになりました。

不妊治療専門クリニックでは、お金をかける人工授精や体外受精を希望する方が優先され、タイミングを取りたい人への対応が悪いという話を聞いたことがあったので、

『タ、タイミング希望とか言って、冷たくされたらどうしよう・・・。』

とけっこうドキドキしていたのですが、
あっさり、
『じゃあ、まずは半年くらいはタイミング見ていこうねー』
と言って頂けたのでまずはホッと安心しました。

私の主治医となった小松先生は、見た目はEXILEっぽいですが中身はラブリーな方です。
よく診察室から笑い声が聞こえてきます。
スケーターブランドのDickiesが出している医療ユニフォームを愛用されていてオシャレにこだわっているところもなんか好き☺️
あと、ブログもちょこちょこ書いていらっしゃるようでHPにも公式に貼ってありました。個人的にはこういう、個人の想いや考えが伝わるものは信頼する上でとっても大切で有難いです。

で、不妊治療に話を戻し、なぜ半年間タイミングやっていこうね、なのかというと、30代後半になると特に検査で問題がないカップルでも完璧なタイミングを取っても妊娠する確率というのは20%弱くらいなのだそうです。
なので、確率論的に6回ほどやってそれでも妊娠しなければ次のステップに進んでもいいかもね、となるのです。

六本木レディースクリニックは初回以降はアプリで予約するシステムです。
人気でいつ行っても混んでいるので待ち時間はありますが、大体30分ほど、混んでいる時に一時間ほど待ったことがあるくらい。
最初は靴を脱ぐルールでしたが、数ヶ月前に土足に変わりました。
土日祝や遅い時間も開いているので、予約に困ることはありませんでした。

※コロナウイルスによる緊急事態宣言が出ている中、今は同伴の方の来院不可や、マスク着用必須などのルールを設けて続けてくださっています。

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通院は、同時に行う検査の状況などにもよりますが、生理の3日目と排卵日前、排卵日後、と月3回くらいは通院しなくてはいけないのでやっぱり通いやすいというのはめちゃくちゃ重要です。

個人的には、こちらへ通ってみて通いやすさと、待ち時間が心地よく過ごせるスペースと、明るい対応、がクリニックを選ぶ時の優先順位トップ3だなぁと思いました。
一度、待ち時間が長くどうしても次の予定までに診察が間に合わなくなり、再調整をお願いした事があったのですが、丁寧に対応して頂き排卵の状況などもあるため次の日に予約をすぐ入れ直してもらった事がありました。

ちなみに不妊検査には地方自治体の助成金があったりするので、是非一度ご自身の自治体のホームページなどを検索してみて下さいね。
私は検査で5万円が返ってきました。
(口座へ返金があったのは3ヶ月後くらいでした)

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体外受精を知る

2020年、年が明け1月。
タイミングを4回ほどやってみて上手くいかず少しずつ焦りが出始めた頃。

クリニックに貼ってあったお知らせで不妊治療にも助成金があることを知り、詳しく調べてみる事にしました。

東京都や港区では一度につき最大30万円まで助成されます。
ですが私たちは共働きで東京都の要件である夫婦合算の所得額が超えてしまい助成対象になりません。
なので、要件に所得制限のない港区の助成金に絞って調べました。

そこで気づいて大慌てしたのが、”1年度あたり30万円が限度だからね〜”というルール!
つまり、簡単に言うと一年度に一回挑戦できて、3月末までに妊娠判定が出来るものしか今年度の申請に滑り込むことは出来ないのです。
この時1月半ば。急いで2月頭の受診の際に早速相談しました。

一つ知ったのが、お医者さんは各自治体の助成金のルールに詳しいわけではないということ。なので、助成金などの情報は必ず与えてもらえるものではなくて自分から取りにいかないといけないということを覚えておかないといけないみたいです。
まずは”ご自身の住所と不妊治療”で必ずネット検索しておくようにしましょう。

いよいよ体外受精の申し込みへ

『港区の助成でやってみたいので3月末までの体外間に合いますか!?』

あまりの急展開に先生もそうなの!?と少しビックリしていましたが、とりあえず3月のタイミングで間に合う事を確認し、同時進行で2月15日のIVFの説明会を受けるようにとの指示がありました。

新宿で定期的に開催されているIVFの説明会では、思ったよりたくさんの方が参加されていました。
30人くらいいたかな。
難しい話が多かったですが(苦笑)、妊娠の仕組みや体外受精、顕微授精の説明、確率、それから培養士さんから卵と精子をどうやってくっつけるのか、裏側のお話しが聞けたのが面白かったです。
あと、今は1クラスに2人くらいは体外受精で産まれた子どもだそうです。
色々な話を聞いて、少しあった抵抗がどんどん消えていきました。

説明会の後の受診で再度決断は固い事を改めて伝え、助成金の後押しもあって割とあっさりと体外受精に踏み切ることにしました。

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なぜ人工授精を試さずに体外受精へ行ったのかというと、私たちは人工授精をやるなら体外受精、となんとなく前から話していて、それは以前エルミタージュ鍼灸院に相談にお邪魔した際に人工はやっても3回までにしたほうがいい、ダメージを受ける事もあると言われた内容がすごく頭に残っていた事と、どうせなら高くても繰り返すより確率の高いほうを試したい、という効率重視な夫婦観からかなぁ〜、と思っています。

少しでも今、不妊治療や体外受精について悩んだり考えている方に気軽に読んでもらえていたら嬉しいです。

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