見出し画像

小論文・口述試験【東大院試対策 原子力国際専攻】

こんにちは。

Submarine Riderです。

前回までは
・TOEFL-itp
・工学系研究科一般教育科目の数学の問題
・論理的思考能力を見るための数理的問題
それぞれの対策法・具体的な勉強法についてお話ししました。

今回は原子力国際・システム創成学・技術経営学専攻の独自入試である「小論文」そして「口述試験
についてお話ししたいと思います。

●小論文について

「小論文」というタイトルが付いていますが、
半分位は読解問題です。
試験時間は分で大問は2つです。
時間に関しては丁寧に解き進めても十分余るくらいです。
内容はエネルギー問題から工業倫理に関するものまで多岐にわたります。

2つの大問中でそれぞれ
・「『○○』とはどういうことか、40~70字程度でまとめよ。」×2~3題
・「『△△』について、300字以内であなたの意見を述べなさい」×1題

といった問題が出題されます。

正直なところ、この課題で大きな差はつかないと思います。
普段から活字に触れておけば問題は無いでしょう。

よって、これといった対策法はなく、過去問を3年分くらい練習すれば良いのですが、厄介なのが過去問の入手方法です。
内部生の方なら専攻事務室に直接伺えば手に入るとの噂ですが、外部受験の場合は各専攻事務宛にメールを送って郵送していただく必要があります。
多少なりとも時間はかかるので、早めに連絡を取ると良いでしょう。

私は原子力国際専攻事務室とメールでやりとりをして過去問を郵送していただきましたが、説明会でも配布されたので二部手に入りました。
(2020/04/17 追記:本年度は某感染症の影響も相まって説明会等が開催されるかわかりません。早めに連絡を取ることを強くおすすめします。)

小論文の対策は受験直前で良いでしょう。
ちなみに私は受験の一週間前に初めて過去問冊子を開きました。
過去問自体が2~3年分しかないので、長期間かけて対策することは正直難しいと思います。

余談ですが、当日は緊張してうまく字が書けないので普段から丁寧に字を書く練習をすると良いかもしれません。

●口述試験

要は「面接」です。
併願した北大の院試面接は5分未満で終わりましたが、原子力国際専攻での面接は20分以上かかりました。
私が外部生だったからというのもあるでしょうが、もともとの予定時間が20分/人 だったので適当に挑んでは惨敗します。

私は主に以下の内容を聞かれました


① なぜこの専攻なのか(なぜ他大学への進学をしようとしたのか)
② 大学院でどんな研究がしたいか
③ 今やっている研究はどんなものなのか
④ 数学や物理以外で勉強している、興味のある分野は?
⑤ 最近気になるニュースは?
⑥ 成績表を見ると線形代数苦手みたいだけど大丈夫?
⑦ 授業全部英語だけど大丈夫?
⑧ 成績表に賞状付いているけどこれは何?


特に①と②、③は何を答えようか予め準備していたのですんなり
答えられました。
①~③は絶対に聞かれる質問なので、
簡潔に、わかりやすく話す内容を決めておくと良いでしょう。

そのほかの質問に対しては適宜答えれば良いです。
「できない」ではなく「これから頑張る/今勉強している」と答えると印象がいいような気がします。
特に原子力国際専攻の場合は⑦の質問はほぼ確実に聞かれるので答えを準備した方が良いかも知れません。

小論文と同様、点数に差は付きにくいと思います。
臆せず堂々と受け答えしましょう!

ちなみに、普段北海道に住んでいるせいか、
暑さでへばりそうだったのでオフィスカジュアルスタイルで
面接に挑みましたが、何も言われなかったので私服でなければ服装も気にすることは無いと思います。

小論文・面接の対策優先順位は低めです。
数学とTOEFLに力を注ぐと良いでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!