difyのPrompt Generatorが便利だったので使ってみた
こんにちは!
今回紹介したいのは、difyの最新バージョン0.6.15で追加・強化された「Prompt Generator」です。このツール、かなり使えそうですよ。
Prompt Generatorってなに?
Prompt Generatorは、AIに指示を出すプロンプトを自動で生成する仕組みです。生成AIの出力精度はプロンプトの内容に大きく依存するため、プロンプトは非常に重要です。しかし、プロンプト作成は試行錯誤の連続で、改良したとしてもそれが本当に効果的かどうかはわかりづらいことが多いですよね。そこで登場するのが、この「Prompt Generator」です。ある程度の精度が保証されたプロンプトを生成してくれるので、プロンプト作成の悩みを大幅に軽減してくれます。
使用方法
使い方はとても簡単です。
チャットボットの場合
チャットボットの画面で、作成した後に画面の右上にある「自動」を選択します。
Prompt Generatorがポップアップウィンドウで表示されます。
ワークフローの場合
ワークフローの画面で、LLMノードのsystemプロンプトのところにある「★」マークをクリックします。
ポップアップでPrompt Generatorが表示されます。
Prompt Generatorの使い方
表示されたPrompt Generatorの画面で「Instructions」に生成AIにやってほしいことを記載します。
「Generated Prompt」にしっかりとしたプロンプトが生成されます。
内容に問題がなければ「Apply」をクリックして、systemプロンプトに適用します。
この新機能を活用して、difyのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう!
まとめ
difyの新機能「Prompt Generator」は、プロンプト作成の手間を大幅に削減し、生成AIの出力精度を向上させる強力なツールです。使い方も非常にシンプルで、誰でも簡単に利用できます。このツールを活用して、より効果的なプロンプトを生成し、AIのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。ぜひ試してみてください!
追記:文字数制限について
Generated Promptに文字数の制限がかかってしまうバグがあるらしく、途中で切れてしまう場合があります。しかし、以下のPRですでに修正されています。個人環境にcloneして実行している方は、Cherrypickなどを行うことで、すぐに修正を反映できるでしょう。
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