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ポケカの対戦で気をつけると良いことを一緒に振り返りたくて

最近はポケカプレイヤーも増えて、毎週のように自主大会や交流会も開かれ、自分もたくさんの人と遊ばせて貰って楽しい限りです。
しかし、プレイヤーや機会の増加に伴って、トラブル、不正の噂や不正に近しいエラーも耳にする様になってきました。正直、大変心苦しい。
ポケカが盛り上がりを見せている今だからこそ、対戦中気をつけることを一緒に振り返りたいと思ってまとめました。今さら、プレイヤーにとっては釈迦に説法かもしれませんが、「始めたてです」って人も、「ポケカ慣れてます」って人も、「自分カジュアル勢なんで」って人も、今一度、お付き合いください。


①自分が不正を疑われないために

プレイヤーの皆さんは、決められたルールやマナーを守り、お互いが気持ちよく対戦ができるよう、フェアプレイを心がけましょう。

ポケモンカードゲーム フロアルール より

公式のフロアルールからです。
ポケモンカードの対戦は相手があって成立する遊びです。ですから、「お互いが気持ちよく対戦できる」ことが必要不可欠です。
ここで対戦中、デッキ不備や疑わしい行為があると、故意かどうかに関わらず、お互い嫌な思いをします。せっかく勝ったのに自分も嫌な思いをして終わるなんて後味悪すぎます。どうせ勝つならスッキリ正々堂々勝って終わりたいですよね。
そのためには、自分が不正、不備が無いように気をつけることです。

◯ディールシャッフルとスリーブの確認


だいたい対戦前にディールシャッフルをおこなってから対戦を始めると思います。その時に、スリーブの傷なども確認しましょう。ディールシャッフルは枚数を数える意味もありますが、スリーブを並べて不備がないかをチェックする機会でもあります。スリーブが裏表になっていたり、裂けや折れがひどかったりなど、ここでチェックしましょう。
不備があったら、すぐ申告。大きな大会では運営やジャッジを呼んで交換を申し出ましょう。ジャッジの皆さんも優しく対応してくれるはずです。

◯カードの反りについて


デッキ作りの時に、スリーブの不備と同じく、カードの反りについてもチェックしましょう。
カードの性質上、乾燥や湿気で反ってしまうのは仕方ないですが、デッキの中で反っていると、マーキングとして扱われてしまいます。他のカードと区別がつかない程度に直す努力はしましょう。
反り方には山反り、谷反りとありますが、
「カード 反り 直し方」で調べると色々やり方が出てきます。この時期特に湿気ますよね。100均で乾燥剤やジップロックが売ってます。200円ほどで信用が買えると思えば安いもんです。

◯自分のシャッフルについて


山札のシャッフルはしっかり行いましょう。シャッフルにはファローシャッフル、ヒンズーシャッフルなど、いくつか種類があります。
いくつかのシャッフルを組み合わせることで、より山札の中をランダムに混ぜることが出来ます。そして、自分がシャッフルした後、相手にもデッキのカット、シャッフルをしてもらうように促しましょう。
もちろん、シャッフル中に山を覗き見することはいけません。(フロアルールに書いてあります。)シャッフル中は山の中に目線が行かないようにシャッフルしましょう。
また、ディールシャッフルですが、7分けが1番山の中に偏りが生まれにくい分け方だそうです。なので、仕込みを疑われない、自分の山をランダムに混ぜたいなら、自分は7分けをおすすめします。

◯サーチ中にカードを散らす行為


山のカードをサーチ中に「サポート、めっちゃ固まっとるやん!」とか思うこと、ありますよね。だからといって、そのカードを引っ張り出して散らす行為は積み込みになってしまいます。「めっちゃ固まっとる!」って思ったら、その後、入念にシャッフルしましょう。

◯手札やトラッシュなど、場のカードについて


プレイ中、手札やトラッシュを落ち着きのない様子で触るのはあまり好ましくありません。
相手のターン中は、極力、自分の手札は盤面に分かりやすく置いて、相手の盤面を良く見ましょう。手札の枚数が分かるとなお良いです。(相手の盤面を見ていた方が試合にも有益なはずです。)
自分や相手問わず、トラッシュのカードに触る時は、一声かけて、手札を別に分かりやすく置いて触りましょう。花選びなど、山のカードに触る時も同様です。手札と混ざらないように十分配慮しましょう。

◯効果の宣言について


カードの効果の宣言はしっかり行いましょう。とフロアルールにも書いてあります。相手も効果を知っているだろうと雑にプレイしてしまうと、トラブルになりかねません。きょくていおんか手張りかとか、ていさつしれいか花選びかとかで揉めないように。効果はしっかり宣言しましょう。
逆に、宣言した効果は有効なので、気をつけましょう。

②相手に不正やエラーをさせないために


故意の不正はダメ。ゼッタイ。そして、故意でないエラーを防ぐこともお互いが気持ちよくプレーする上で大切です。

◯相手の山のシャッフルについて


プレイヤーは、対戦相手が相手のデッキを切った(シャッフルした)後、そのデッキを切りなおす(シャッフルしなおす)こと、またはカットすることができます。
このときプレイヤーは、相手のカードを傷つけたり、中身を見たりしないよう注意し、手短に行わなければなりません。

ポケモンカードゲーム フロアルール より

プレイヤーは相手の山をシャッフルする権利があります。積み込みなどされないためには、とにかくよくシャッフル。自分の山と同じようにしっかりシャッフルしましょう。
といきたいところですが、「カードやスリーブが傷つくから、相手にファローシャッフルされたくないなぁ」と感じる人がいるのも事実です。競技よりのプレイヤーであれば、ファローを拒む人は少ないと思いますが、今はたくさんのプレイヤーがいます。(もちろん相手のカードは大事に扱うのですが)
かといって、ヒンズーシャッフルだけだと良く混ざるまでに時間がかかります。相手の山を分けてヒンズーを繰り返すなど、やはり複数のシャッフルを併用するのが良いのかなぁと思います。ファローが苦手な人も、山分けとヒンズーを組み合わせるのはやりやすいと思います。
ただ、フロアルールにもあるように、「手短に」行えるように練習しておきましょう。

◯相手の盤面をしっかり見る


特に相手の手札の枚数やトラッシュ、挙動に注意しましょう。こまめに手札の枚数を聞いたり、相手のトラッシュを確認したりすることは、ゲームの組み立てだけでなく、不正の牽制にもなります。
少しでも疑問に思うことがあれば、相手に穏便に尋ねたりして、こちらは気をつけて見ていますよという圧力をかけるのも牽制になるかと思います。また、プレイエラーの防止にもなると思います。

◯ジャッジに頼る

大会等で何かあれば、すぐジャッジを呼びましょう。その時には、落ち着いて、事実のみを淡々と伝えます。呼ぶのが遅れると、盤面の修復や対応が難しくなるので、何かあった時にはすぐ頼りましょう。その後の判断はジャッジのお仕事になるので、落ち着いて従いましょう。

③おわりに

今回は、自分も一緒に、クリーンにプレイするために気をつけることを、このnoteにまとめながら再確認させてもらいました。自分も、他人にとやかく言えるような高い意識を持っているわけではないので、フロアルール等に書かれていること以外は、「こうした方がいいと思う。」という感じになってしまっています。少し他のプレイヤーにも確認をとって書きましたが、足りないところやニュアンスが違うところがあったら、そこは申し訳ない。訂正したいと思います。
ただ、最近のデッキ不備やプレイのトラブルを減らすためには、やはり、自分たち自身が気をつけていくように意識しなければならないと思います。
最初にも書きましたが、どうせ勝つなら、不備なく、スッキリ正々堂々勝って終わりたいですよね。(不正してまで勝とうとする人の気持ちは分からないです。知りません。)
競技プレイヤーはもちろん、カジュアルだわって言う人も、自分も含めて、そこは気をつける意識を高めないとなぁと思いました。
また明日から、みんなで楽しくポケカできると良いなぁと思います。
思ったより長くなってしまいましたが、お付き合いいただいてありがとうございました。


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