パズル通信ニコリ vol.176 コメント

齋藤スバルです。

最近色々バタバタしていて9/10日発売の「パズル通信ニコリ vol.176」にようやく手を付けることができたので、自作問題のコメントと新作オモパ、気になった問題の感想を書きたいと思います。

自作問題コメント

・のりのり 6番:事後処理をじっくりと調整した思い出がよみがえる。着順問題にもなっている7番に向けた前哨戦のポジションとしていい感じの役割になっていると思います。

・スラローム 3番:作り終わってから対称形じゃないことに気付いたシリーズ。幅2の空間が多めながら最低限の旗門で済み、数字配置のバランスも良くて地味ながらも結構気にいっている問題です。

・ナンバーリンク 1番:引きたいように引けば見えてくる、というコンセプトであまり深く調整せずに作った問題。

オモパ感想

・チェンブロ:昇格おめでとうございます。気になる点も多少はありますが、盤面の隅から隅へ効果が波及する動線というのはこのパズルならではだと思います。今後の発展を祈ります。

・アーキペラゴ:チェンブロで気がかりだった③ルールの存在や?ヒントの存在、ブロックの湧き出し問題等が解決されていて、ルール的にはこっちの方が好み。解き味に関しては一長一短といったところでしょうか。ポテンシャルはまだ十分あると思います。

・ナンバーシティ:相変わらず面白いです。作問時は気を付けないと「部屋内だけで重ための推理が完結してしまう」場面が多くなりそうなので、作る時は部屋外部に干渉できる④ルールをしっかり意識していきたい。

・ビルウォーク:残留したのが意外、というのが正直な感想。どうしても解いてて楽しさより辛さの方を強く感じてしまう、ごめんなさい。

・ヤジカズセット2:1手1手をじっくり考えていくタイプで往年のオモパを感じさせます。面白いといえば面白いのですが一度に考える要素が多くて8x8サイズでもけっこう疲れる。

・和フスマ:領域分割系ですが実質カックロ+フィルオミノみたいな感じですね。数字ヒント無しの境界はフィルオミノにはできない芸当ということもあってけっこう活用できそう。

・カテナリーループD:見た目のインパクトと解き味の良さが両立している逸品。手筋のバリエーションがどれくらいあるかが気になる所。今後に期待。

・かずしまなみ:「橋の途中の島とはつながらない」という②ルールの最後の一文が何気に斬新。部屋の形が自由なうえ領域をいくつか飛んでつながることもあって連結性が見づらいのが難点ですがそこがまた独特な点でもある。

・チョコバナナ:早速話題になっていますがやはり面白いです。特に白の非長方形ルールが思いの方か強く効いている。「1,2」の数字以外にも入口のバリエーションがあれば尚いいですね。最初から一部の数字マスを黒塗りにしちゃうとか。

気になった問題

・ましゅ 4番:丸の配置がまばらなのに線は縦横無尽に駆け巡るギャップがたまらない

・四角に切れ 4番:見た目のインパクトがすごい。これで無理なく解けるのがまたよい。

・スラローム 5番:↑に勝るインパクト大賞。作品もすごいですがGOサインを出した編集部もすごい。

・スラローム 6番:年に1度のジャイアントでの醍醐味をここで味わえるとは。

・ボンバーワーズ 2番:ここにきて新機軸。

さて、これから応援作作りに取り掛かります。。。

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