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【Stellaris】ステラリスのネクロファージでプレイ日記⑧(終)

キツネ帝国 ネクロファージ

ゲーム最終盤のイベント、
銀河の危機がやってきました。
今回はトチ狂った抹殺機械コンティンシェンジー、
全ての有機生命体の"滅菌"を企む壊れたポンコツどもです。

キツネ帝国は精神主義の国で、超能力コースを辿っているので、
まさに宿敵といったポジションとなります。
ラスボスにふさわしいですね。

8-1.不穏の始まり

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2436年、奇妙な信号が観測された。
それ自体は無害であるが、
発信元は不明、送信先も不明。
まさに正体不明の信号であった。

不明尽くしの気になる現象ではある。
しかし直接的な被害もないことから、
『注視』
要するに記録だけは取って無視する。
という形の対応が決定された。
現状としては我らに敵対する国々への対応で忙しいのである。

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他国へと送り込んだ諜報員の2438年度分の報告書によると、
各国でその人工生命体どもが奇妙な活動をしているという報告があった。
いずれの国も原因を突き止められていない、
その点は憂慮すべきことだろうが、
人口生命体自体が存在しない我が国には関係ない話だ。

我が国では人工生命体は存在自体が認められていない。
人口生命体とは、シンプルに言うならばロボットの発展系のことである。
・高度だが単純な機械であるロボット。
・一定の思考能力を持ち、簡単な状況判断ができるドロイド。
・そして高度な思考能力と自由意志(我らはこの点に懐疑的である)を持ち、
 機械でありながら生命体を名乗る不届きな存在が人工生命体。
 中には我々と同じような人権を持たせる酔狂な国すらある。
命令に従う機械人形だけならまだしも、
生物を模した自由思考などありえないことだ。
そのようなものが生命を自称するなど滑稽にも程がある。

8-2.人工生命体の汚染

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例の信号について独自に解析をし続けていた科学者から報告があった。
幽霊信号(その科学者が名付けた)は
人口生命体のAIを汚染し、誘導するためのものだったらしい。

我らのような生命体に例えるとすれば、
脳や精神に直接作用する洗脳信号及び寄生物。とのことらしい。

我々には直接関係しない事柄だと思われていた。
しかし、銀河全体の国々で発生しているということを考えると
事態は想定していたよりも遥かに大きく、
大規模な問題に発展している可能性がある。

嫌な予感がする。
神女帝Eal ron Avelへの進言も行われたが、
彼女は聞く耳を持たなかった。
仕方なしに、聖者Yim ron Avelにも伝えておくという消極的な形となった。

8-3.コンティンジェンシー

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2440年
幽霊信号が強化され、
さらに通常の通信信号に似たものが入電したという。
解析によると、
一方的な殲滅宣言であった。

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人工生命体などという危うい物などに頼るからこんなことになるのだ!

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呼応するように四か所の惑星で急激な変化が観測された。
それぞれの惑星は一瞬にして機械の塊のような惑星へと変貌し、
周囲の国々への無差別攻撃を開始すべく大量の軍事艦隊を出発させた。

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4か所のうち2か所が我が国の国境沿いに出現している。
急襲によって国境の防衛基地は瞬時に瓦解させられただけに限らず、
我々Foxが居住する惑星へと迫り、
その惑星を担当する総督からの救助要請が伝えられた。

なぜ彼奴等の尻拭いをしなければならんのか!

あまりの怒りに激昂し、狂乱した神女帝Eal ron Avelは
すぐさま軍事艦隊の派遣を命じた。

8-4.開戦、正面衝突

コンティンジェンシーの艦隊は強力で、
我が国の艦隊であっても、
集中運用し1点突破を試みなければ被害拡大の恐れがあった。

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勝てない相手ではなかったが、1か所に2つの拠点がある。
否応なしの二連戦に耐えられるのかという不安が残る戦いとなった。

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優秀な我が艦隊は二連戦に耐え抜いた。
無事に拠点を破壊し、
我が国への直接的な被害は最小限で抑えることに成功した。

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一方そのころ、
Evariteの国はコンティンジェンシーとZuifvan Crusadersの
両面に侵攻を受け、あっけなく終焉へと追い込まれた。

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この国は散々我が国にちょっかいを出してきた厄介な隣国、
そして我が国との友好を裏切ったPolvaniteの隣国でもある。
Polvaniteにしてみれば隣国が先に滅んでしまったことで
Fox、Zuifvanと敵国に完全包囲され、
孤立無援へと追い込まれたのだ。

コンティンジェンシーは早々に倒されたとはいえ、
どれだけ絶望的しているか……。
諜報員の報告が楽しみなほどだ。
後悔の中で滅びを待つといい。

8-5.狂乱

戦いには勝利したが、我が艦隊の消耗が激しく、
これ以上は活動し続けられなかった。
我が国周辺に現れたコンティンジェンシーの拠点惑星を破壊し、
当面の安全は確保できている。
そのため当分はこの戦いを静観する立場となった。

どの国もまともに対抗しきれてはいない。
すぐに滅ぶかと思われたが、
コンティンジェンシーの不可解な動きによって
生き延び盛り返しては侵攻されを繰り返していた。

我が国に接触しない以上、直接の被害はないものの、
このままコンティンジェンシーにこれ以上の猶予を与えたくはない。

軍事艦隊も無事に復旧してしばらく経った頃。
業を煮やした神女帝Eal ron Avelがついに号令を放った。

邪魔者は全て滅ぼせ!

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2458年、我が国は各国に宣戦布告を行った。
邪魔な国々を蹂躙しつつ、
強硬的にコンティンジェンシーへの攻撃を開始した。
そしてその過程で当然コロッサスも動き出すこととなった。

通り道となった多くの国々を踏みつぶし、
多くの惑星を破壊し、
残り2か所のコンティンジェンシーの機械惑星へと迫った。

唸りをあげて活動を続けるコロッサスに対し、
聖者Yim ron Avelがこれではただの虐殺だと神女帝Eal ron Avelに迫るも、
一切聞き入れられることはなかった。

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たくさんの星が砕かれ、多くの命が消えた。

我々の国はFoxとそれ以外を明確に区別し、Fox以外は下と見る。
そのような風習は確かにあるが、
無為な虐殺を是とするようなことはなかったはずだった。

8-6.コンティンジェンシーの最期

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2493年、最後の機械惑星を破壊したのと同時に
コンティンジェンシーの中枢部となる隠された本拠地の位置が判明した。
銀河の辺境、西の端にある未確認星系である。

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奴らの最後の叫びとなる通信が入った。
当然見逃す理由などない。

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2496年、コンティンジェンシーの本拠地が破壊され、全て終わった。

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コンティンジェンシーの侵攻は多くの犠牲を払うことになった。
しかしまったくもって皮肉にしかならない。
その犠牲を被ったのは
自分達以外の国の多くの惑星と、数えきれないほどの多くの命。
そして犠牲を強いたのは我々なのだから。

8-7.銀河に訪れた本当の危機

コンティンジェンシーとの戦いが終わり、
それと同時に銀河の覇権戦争も事実上の決着となった。

東の連邦はコンティンジェンシーによって滅び、
西の連邦はコンティンジェンシーのついでに我が国が蹂躙した。
母星系の直近に現れ手薄な首都星系を襲われたZuifvan Crusadersは、
最後まで抵抗し続けてはいたものの、事実上の崩壊に追い込まれた。

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空いた宙域にPolvaniteが広がりつつあるが、
いまからこちらに対抗するほどの力を付けることはない。
直ぐに恐怖の戦艦コロッサスが向かう手はずになっている。

神女帝Eal van Avel、
のちに狂帝Eal van Avelと呼ばれることになる彼女の凶行を
止められる者はいない。

多くの国は戦意喪失し、許しを乞うている。
しかし弁明も反省も贖罪も、あらゆる機会は与えられない。
代わりに絶対的な滅びが与えられ後悔の中で消滅することになる。

コロッサスが唸りをあげて冷たい宇宙を進む。

8-8.ゲーム終了

2500年、銀河の危機解決済の状態で規定年数到達。
よってゲーム終了。
Fox Empireの勝利。

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モフモフ帝国の勝利となりました。
ちなみにHumanも奴隷としてですが
キツネさんの次に繁栄しています。やったね!

あまりにスムーズに銀河の危機を片付けると
点数の都合で没落帝国に負ける事がありますが、
気が付いたら滅んでくれていたので、勝利できました。

そうそうEalさんの寿命はまだまだ残ってるので、
多分銀河の掃除を完全に済ませてくれることでしょう。
ゲーム中で意図的に元首を引きずり下ろす手段はありません。
せっかく選ばれし者になったのに
後継者の聖者Yimの出番はありませんでした、残念。

ヤクチューのEalさんがトチ狂って撃ちまくったっていうことにしましたが、
結局やっているのは私、プレイヤーなんですよね。
終盤の段階になると惑星が増えすぎてもう管理しきれないし、
その割に失業者がどうのこうのとうるさいしで
惑星ごと木っ端微塵にしたくなってしまうのです。

キリがいいので2500年の勝利画面で終わりますが、
完全制圧までやるとしてもやっぱりコロッサスした方が話が早いし。

それにしても今回はいい流れになりました。
こっちで勝手にシナリオをくっつけるにも
ちょうどいいいろいろが発生しましたし。ぴったりに終わりましたし。

お読みいただき有難うございました。
またセールにでもなったらStellarisのことを思い出してください。

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