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剣と盾の怪奇録

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見た目の強い叔父と冷静な甥の出会う怪異を書いた、短編ホラーをまとめてます。 大体1話完結です。
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#不思議

【創作小説】剣と盾の怪奇録「ゲームセンター」

「タテちゃん!ゲームセンター行こうぜ!」 「ヤマト。何、突然」 学食でお昼を食べた後、本を…

宵待昴
2日前
7

【創作小説】剣と盾の怪奇録「おつかい」

夜。 家に帰って来た途端、スマホが鳴った。仕事に行っている叔父さんからだ。 「もしもし?」…

宵待昴
3日前
3

【創作小説】剣と盾の怪奇録「破魔弓」

最近、夢見が悪い。 よく覚えてないけど、鳥のようなものが纏わりついてきて、攻撃される。何…

宵待昴
1か月前
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【創作小説】剣と盾の怪奇録「手鏡」

「旭、それ最近多いけど、自覚してやってんのか?」 「はい?」 居間で、少しぼんやりしていた…

宵待昴
2か月前
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【創作小説】剣と盾の怪奇録「迎えに」

※前話「シキの駅」https://note.com/subaru9010/n/nd1b0eb496376?sub_rt=share_pw とセット…

宵待昴
2か月前
6

【創作小説】剣と盾の怪奇録「亀と作家」

旭が弥命の家に住み始めて、一週間ほど経った頃。 夢を見た。 家の前に、ガラス細工の小さな亀…

宵待昴
3か月前
6

【創作小説】剣と盾の怪奇録「帰り際」

叔父さんの滞在中、僕は結構その耳元を目で追っていた。大きな金魚のピアスが、涼しげに揺れているから。ガラスなのか、透明な朱色は大きさの割に圧を感じない。耳の周りだけ水があって、泳いでいるように見えた。 「んな気になる?これ」 相変わらず、深夜のぼやけた縁側で、叔父さんはビール片手に庭を見るとも無しに見ている。今日は、紺色地に紅い大きな彼岸花が咲き乱れている柄シャツ姿。良いな、とは思うがセンスも神経も真似出来る気がしない。叔父さんの手が、金魚を揺らす。声だけは背後の僕に向いていて