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僕と

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僕とシリーズの小説をまとめています。霊感有りの男子高校生とクールな友人の話。更新は不定期です。
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#僕とシリーズ

【創作小説】僕と「塀の手」

学校から家までの近道にお寺がある。 大きな敷地で、塀が百メートルは続いているんじゃないか…

宵待昴
10か月前
5

【創作小説】僕と「夢で」

※Twitterタグにて 「ずいぶんと嘘がうまくなったね」 という台詞をいただいて書いた話です…

宵待昴
11か月前
3

【創作小説】僕と「紫陽花の下には」

※Twitterタグにて 「桜の樹の下には死体が埋まってる。じゃあ、紫陽花の下には何が埋まって…

宵待昴
11か月前
6

【創作小説】僕と「帰り道に会う」

その日、宗也は一人で帰宅していた。 夕暮れ時。一人ぶらぶらと歩いていると、電柱の陰にサラ…

宵待昴
1年前
2

【創作小説】僕と「インターホン」

夕暮れ時の弓守家。 ピンポン、とインターホンが鳴った。 満寛は苛立ちながらモニターを確認す…

宵待昴
1年前
5

【創作小説】僕と「水溜まりから」

僕が小学校低学年の頃の話。 その日は、朝から雨が降っていて下校時にようやく小雨になったの…

宵待昴
1年前
6

【創作小説】僕と「雛屋敷」

放課後。 教室で友人の満寛と駄弁っていたら、オカルトコンビで同級生の十朱と芝が乱入してきた。この二人、三度の飯よりオカルトが好きという変人だ。以前ひょんなことから意気投合し、クラスは違うけど結構交流がある。 「なぁ、雛屋敷に行ってみねぇ?」 十朱の言葉に、僕は首を傾げる。 「雛屋敷、って、心霊スポットでボロボロの一軒家?入れないんじゃなかった?」 そこは、管理者がちゃんと管理しているタイプの空き家で、厳重に施錠されている。いろいろ噂も在るが、普段入れない建物だ。そう言えば、

【創作小説】僕と「おみくじの駅」

僕は揺り起こされて、目を開けた。 友人の満寛と、電車を使って大きな本屋に行った帰り。 「寝…

宵待昴
1年前
4

【創作小説】僕と「縁者の縁」

遠縁の親戚は、会ったことが無いまま亡くなった。 男性で、五十代だったらしい。急死したらし…

宵待昴
1年前
5

【創作小説】僕と「鴉守り」

最近、友人の満寛を見ていると胸騒ぎがする。 決して、変な気があるとかそういうことではなく…

宵待昴
1年前
4

【創作小説】僕と「ドライブ」

大学一年の夏。 僕は免許を取った。練習にドライブがてら夜の道を走ろうかなと呟いたら、既に…

宵待昴
1年前
4

【創作小説】僕と「出会い」

その日は、高校の入学式だった。 教室から、僕は式を行う体育館まで、他の新入生たちの後に付…

宵待昴
1年前
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