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第10回幻想パワプロ 反省会

結果振り返り

幻想パワプロはなんぞや?という方向けの記事と、
指名終了段階の感想がこちら。

結果順位表がこちら、拡大してどうぞ

そして第10回という記念すべき大会に、我が軍の結果は―――

『わたしの主人公はわたしだから』

無事に優勝を果たすことが出来た―――

欠場回も数回あったとはいえ、第2回以来の優勝に幻想パワプロのアイドル枠こと福丸小糸ちゃんも驚きと喜びに満ち溢れているに違いない。

9年目のオートペナント終了時点ではG1の優勝条件が、10年目開始前だと
・リーグ優勝が絶対条件
・暫定1位のキノカノ軍が2位以内に入らない
・暫定1位のキノカノ軍が3位以内に入った場合、日本一になる
・暫定2位のさまびと軍の2位以内に入った場合、日本一になる

とかいうとんでもない鬼畜条件の中、リーグ優勝を果たしたものの、キノカノ軍が3位以内に入ってしまい、日本一が絶対条件となってしまう。
日本シリーズではG2で既に優勝を決めていた強敵中二軍との対決に、先に3勝1敗で大手を決められてしまうものの、その後に3連勝を果たす大逆転の日本一に。
10年目の日本シリーズ第7戦まで優勝の行方が分からないという最後の最後まで見所たっぷりの結果となり、主催的にも一プレイヤー的にも大満足の結果となった。(※ルールのあやの関係もあり同率1位ではある)

分析


リーグごとの平均得点偏差値
リーグごとの平均防御率偏差値

こちらを見れば分かるように、
軍曹軍は平均防御率が2.89でリーグ間の偏差値が68.1という凄まじい鉄壁の投手陣を誇っていた。反面、平均得点は47.0とリーグ平均に及ばなかった。

優勝1回、2位が3回、3位が4回と安定した順位成績を残すことは出来たのはこの投手陣のおかげといっても過言ではない。

投手陣分析

年度ごとの平均防御率
年度ごとの先発勝ち星
10年間合計の勝ち星

振り返ってみると中継ぎ陣は最低限の仕事を果たしてくれた中で、先発陣5人全員がイニングの大半を食って、大きく勝利に貢献してくれたことが分かる。
エース戸郷は言うまでもなく、3枚目として指名した負け運を持っている2番手田嶋が大きく貯金を作ったことが大きいだろう
田嶌紗蘭さん同様「たじま」姓は強い
一方で5番手として大量の貯金を作ることに期待した高橋宏斗の勝ち星は私が想像していたほどはさほど伸びなかった。5番手相手なら相手投手を炎上させることが出来ると思っていたがこれは負け運が働いていたか。與座と瀧中は借金こそ作ってしまったものの防御率を見るとよくやってくれたと思う。しかしこの投手陣の活躍の影にはキャッチャーCである伏見の活躍もある。キャッチャーCはコントロールが+2される能力であり、
戸郷→コントロールD59 → C61 
田嶋→コントロールD54 → D56
與座→コントロールC69 → B71
瀧中→コントロールD58 → C60
高橋宏 → コントロールE48 → D50
とランクアップする投手が5人中4人も居たことが、防御率良化の裏付けだ。

野手陣分析

打者ごとの平均OPSとチーム得点(打順は対右投手)

当然のことながらスタメンの平均OPSとチームの得点はある程度の相関がある。ベンチだった正木も少ない打席ながらもOPSが8割を超えており、彼を含めて各々が役割を果たしてくれた印象だ。ただこれを見ると、期待値的には内山壮にはもう少しOPSが伸びて欲しかった。ドラフト前に期待した私の期待値が高すぎたのであろう。これは指名の反省点でもある。また、仕方ないとはいえやはり西浦が打線と穴となってしまっていた。

打順の組み方として、あまりバントをして欲しくないので2番に外国人(ギッテンス)を置くといった形を取っていたのだがこれは菊池にしてチャンスCである内山壮にチャンスを回すといった打順を組んでも良かったのかもしれない。ただし、これをすると菊池のOPS期待値がガクッと下がるのでこれも考え物ではある。やはりバントは悪。

改めて指名を振り返って

今大会指名、要拡大

藤原はともかく9位指名の内山壮のところだろう。打順の関係もあるとはいえ、同じ外野で4巡後に指名した西川遥輝の方がよほどポイントゲッターとして仕事していた点を見ると明確なミスピックだったと振り返られる。

ただ、9巡目のピックだけに焦点を当てると明確な正解となる解は見当たらないので、8,9巡目で外野をピックせざるを得なかった指名チャートに問題があったということ。
8巡目のところでグリフィンを指名し、9巡目で藤原or高部どちらかが残る方に賭けて、與座のところを打てる打者に。
もしくは、5位指名伏見の対左Fの影響でT-岡田にいけなかったことを考えるとここで山口を指名し、下位指名でキャッチャーC太田光を狙いに行く…(キャッチャーCを逃すと防御率良化が望めない)ということも。

ただここまで考えて思ったが全て机上の空論であり、そもそもオスナ・瀧中・高梨は間違いなくラッキーピックであった為、それらも消えることも考える上に、そもそも優勝出来たことを考えると内山壮でも間違いではない選択だったのかもしれない。これを見た人は誰が正解になったのかむしろ教えてもらいたいくらいだ。

振り返れば振り返るほど、ある程度スリップのラッキーピックによって助けられた部分はあったと思う。優勝するには運が必要と常々言ってるのだが、正にそういうことだろう。
あとは自分の思ってたよりも遊撃手が消えなかった。これは藤田北村中島卓といった二遊間どちらでも守れる選手が、他参加者によってどうピックされるかによって関わっているかにもよるものである。そういった点で言えば、若林を遊撃手、西野を二塁手としてあまりカウントしてなかったことも追い風になった。
指名前の段階では源田を指名して(菊池が消えてると仮定して)牧原をセカンドとして指名する気満々ではあった。それで他参加者に遊撃手で絶大なアドバンテージを得る…そのような計算をしていたからこそ追い風にはなった。西浦こそ打たないことが原因ではあったが、山崎剛が目の前に来るほどの指名の流れになったことは大きかっただろう。
これは一塁手・三塁手・外野手・DHのカウントにも言えることで、このあたりは他参加者のピックの流れ、運によるものが大きい。今後の大会もここを読むのは困難ではあるため、今後も優勝を決める一手はこのような運も大事になってくるとは思う

他参加者の指名講評及び感想

G1はもはや言うまでもなく自己分析されてると思うので割愛。

どらいだ氏
やはり2位吉川尚が気になった。端であることの難しさも重々承知だけれども、次に残らないから誰かを指名するではなく、残っている中での良質な選手をピックした上でチームを形作っていくということも大事かなと。とはいえ平均貯金のトップはお見事。次回こそG1への上陸を目指してG2初の優勝をお待ちしています。

ささみ氏
村上という最強バフを手に入れながら優勝出来なかったことは本人としても残念だったと思う。やはり村上におんぶにだっこに打線になっていたのもあり、全体的に左投手にやや弱い打線になっていたことが反省点となってしまったと思う。北村の守備適正も見逃していたということだし、やはり思考を奪う労働はカス。

HIDE氏
ペナントに勝つというよりはどこか違う目的で戦っていたと思うので指名部分については割愛。主催としては出来れば勝ちに行く目的で参加して欲しいのが本音であるので、次回参加時は頑張って欲しい。因みに指名の面白さや面白いチームで戦う大会を、という点では、サクセス選手を入れた0.5回大会などもあるのでそちらに参加していただければと思う。

レモン氏
一件穴のない打線を組めてはいるが期待値の上限が心配…というのが懸念ではあったのだが、やはりそれが仇となってしまった。個人的には打席を多く回す上で配置したチャンスCの山川の打順が2番ではなく3,4番であればもっと打点が伸びたとは思う。ただ以前よりはピック力に磨きがかかったのは間違いないのでこれからも頑張って欲しい

うしとら氏
本人も振り返っている通り、やはり7位藤田のところだと思う。守備力で見れば非常に良い選手なのだが、本当に打たない。16位で指名された中島卓と選手としてのランクは同等だと思う。しかし青木の特性を理解してのピックとスリップした北村のピックはお見事であったので、そこはG1経験者としての意地が見えたなと。

はごいた氏
ぶっちゃけ言うと何がダメだったのか明確には分からないのだが、個人的には4位指名の島内のところだと思う。対左の際に2番打者と置いたことで彼はチャンスでランナーを返すことに長けているのに自身が出塁する役目となってしまっていた。やはりアルモンテが次の指名に対しても広く待てる解ではなかっただろうか。また、指名した打者のミートが全体的に低いのも気にかかった。そして守備面は、遊撃手の坂本はともかく、一塁手マクブルーム(捕球Fエラー持ち)、二塁手高橋周平起用、三塁手坂倉(捕球Fエラー持ち)という内野布陣が失点を増やす要因となってしまったのでないのだろうか。投手のピックは間違いなかったと思う。実力者であることは間違いないのでまた這い上がってきて欲しい。

ジムノッキー氏
ぶっちゃけ言うと今でも中継ぎ4枚目の指名は早かったとは思うのだが、左投手を指名することで、左に弱いチームをメタれたこと、札幌ドームという球場が先発陣の防御率の良化、佐野や松本といったアベレージヒッター持ちの打者を中心した打線に大きくハマったのだと思う。また中島卓のアンダーピックも光った。全体的に走塁を重視したことによって得点を増加させたことも評価される点。昇格プレーオフでG1に上がることが出来るか、要注目である。

中二氏
指名終了段階での下馬評こそ低かったものの、リーグ屈指の打撃力で無事優勝。お見事である。個人的には10位おかわり中村がナイスピックだったと思う。あれで打線にさほど抜け目がなくなった。そして阿部翔太で多くの勝ち星を得ることも出来たので、チーム作りも良かったということだ。
次回からG1で初の球団縛りも発生する、是非ともG1の爺共をぶっ壊すつもりで勝負していってもらいたい。

最後に


今回のG1順位予想 台詞の元ネタは「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」

他参加者から「軍粗品」の呪いと散々罵られてはいたが、
自らを1位予想した上で、順位予想の三連単をブチ当てるというこれ以上ない結果に。これが本物の予想である。
これからもG1とG2の三連単を当てたことのある唯一無二の存在としてガンガン予想をさせていただこうと思うので、参加者各位は私に予想されたことを光栄に思っていただきたい所存である。

それでは皆様、第11回大会やその他の大会でまたお会いしましょう。参加して下さった方、大会を盛り上げて下さった方、ありがとうございました。

Special Thanks

引用元(偏差値分析ありがとうございました)


今大会高速試合で最も名を刻まれたDeNA森原、胃が痛かった。

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