「二十五、二十一」 - 眩しくて切ない、何のために青春が存在するかを知る傑作
★★★★★+
何を考えて観始めたわけではなかったのですが、気軽そうな雰囲気と「スポーツ青春モノっぽい」印象でスタート。それが2話の後半にイメージが転覆して、気づいたら滝のように涙が流れていました。90年代と言う舞台もあってか一種のレトロ(ニュートロ?)さと、弾けるようなポップさがある一方で、どこか得も言われぬノスタルジーと恋愛に限らない苦しいほどの切なさもあり、そんな中とにかくキム・テリ演じるヒロインが優しくて強くて、底抜けに心根のいい子なのです。彼女のエネルギーあふれる笑