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喜怒哀楽ドラマ沼暮らし

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食事するように、浴びるように、日々コンテンツを吸収して生きています。ただただ、好きなテレビドラマ(もっぱら韓国ドラマ)について自分用の記録として綴ります(たまに映画なども)。 … もっと読む
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2022年4月の記事一覧

「豚の王」 - 日常から生まれる毒の末路を昏く鮮やかに描く狂気の物語

★★★★+ キム・ドンウクのドラマ、くらいの気持ちで観始めたのですが(気軽すぎた)、序盤…

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「GRID(グリッド)」 - 謎で満たされた世界観をあるがまま浴びる

★★★+ わりと私の初期衝動にいるのがソ・ガンジュン(「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」…

「サウンドトラック#1」 - 一編の美しい曲を聴くように流れる物語

★★★★★ ふとハン・ソヒの演じる「普通な女の子」に癒されたいと思って観始めました。20年…

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1年の喜怒哀楽が蘇る百想芸術大賞のノミネート発表・・「赤い袖先」、「二十五、二十…

第58回百想芸術大賞。あ、発表されてる〜とノミネート内容を眺めてたらいろいろ思い出してしま…

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「社内お見合い」 - ありがとうと言いたいトキメキ満載の絶対ハッピーラブコメ

★★★★★ なんとなく「まだ観ない!」と思っていたのに、「気象庁の人々」がもどかしい展開…

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「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」 - 毎日変わる天気のように厭わしくも愛し…

★★★★+ とにかくテンポが良くて明るいときめきのある恋愛ドラマが観たい気分だったのでぴ…

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「二十五、二十一」 - 眩しくて切ない、何のために青春が存在するかを知る傑作

★★★★★+ 何を考えて観始めたわけではなかったのですが、気軽そうな雰囲気と「スポーツ青春モノっぽい」印象でスタート。それが2話の後半にイメージが転覆して、気づいたら滝のように涙が流れていました。90年代と言う舞台もあってか一種のレトロ(ニュートロ?)さと、弾けるようなポップさがある一方で、どこか得も言われぬノスタルジーと恋愛に限らない苦しいほどの切なさもあり、そんな中とにかくキム・テリ演じるヒロインが優しくて強くて、底抜けに心根のいい子なのです。彼女のエネルギーあふれる笑

「39歳」 - 死を迎える道筋が何よりも生を残す、優しい記録

★★★★+ BGMが少なく、映画的な感性をそそられる作品。「39歳の女3人」というコンセプトは…

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