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ChatGPTのおすすめChrome拡張機能14選!使い方や注意点もあわせて紹介

こんにちは。スキルアップAI編集部です。2022年11月にリリースされて以来、大きな注目を集めているChatGPT。このChatGPTをより便利に利用する方法の一つに、Google Chromeの拡張機能(アドオン)があります。

この記事では、ChatGPTのおすすめChrome拡張機能14選や拡張機能の使い方、注意点を紹介していきます。

これまで拡張機能を利用したことがある人もない人も、ぜひここで紹介する拡張機能を活用し、仕事を効率化していきましょう。


Google Chromeの拡張機能とは?

Google Chromeの拡張機能とは、Chromeの機能を追加・強化できるプログラムです。必要なものを選択することで、Chromeをより便利に利用することができます。

Chromeの拡張機能にはさまざまな種類があり、ChatGPTに関連するものも多く開発されています。例えば、Webサイトからの情報の収集・集約がより簡単になる拡張機能などです。

目的に沿った拡張機能を選べば、業務や調査をより効率的に行うことができます。ぜひ自分に合った拡張機能を見つけて、ChatGPTの利便性を最大化させていきましょう。

Chromeの拡張機能の使い方

Chromeの拡張機能の使い方は、まずGoogle ChromeのWebストアにアクセスします。

次に、検索ボックスに利用したい拡張機能の名称を入力します。もし利用したい拡張機能が決まっていない場合は、「ChatGPT」と検索して、ChatGPT関連の拡張機能をいろいろと見てみるとよいでしょう。

利用したい拡張機能が決まったら、「Chromeに追加」をクリックします。確認ダイアログが表示されたら「拡張機能を追加」をクリックしてください。インストールが完了すると、ブラウザの右上に拡張機能のアイコンが表示されます。

ChatGPTのおすすめ拡張機能14選

ChatGPTのおすすめ拡張機能14選を紹介していきます。できることや活用事例を交えながら紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

1.WebChatGPT | 検索エンジンの検索結果の反映

Chromeウェブストア「WebChatGPT

まずおすすめなのが、「WebChatGPT」です。WebChatGPTによって、ChatGPTの回答に、検索エンジンによる最新の結果を反映することができます。

無料版のChatGPT-3.5は、2021年9月までのインターネット上の情報しか反映しておらず、最新の情報を反映できないところが欠点となっていました。しかし、この拡張機能を利用することで、リアルタイムかつ最新のニュースや論文などを反映し、回答してくれます

ただし、現在WebChatGPTで使用されている検索エンジンは「ダックダックゴー」であり、Googleの検索結果を反映しているわけではない点には注意しましょう。

2.ChatGPT for Google | 検索結果にChatGPTによる回答の表示

Chromeウェブストア「ChatGPT for Google

ChatGPT for Google」もおすすめの拡張機能です。この拡張機能を利用すると、Googleの検索結果と一緒にChatGPTの回答が表示されます

Googleによる検索結果とChatGPTによる回答をどちらも参照することで、効率的に情報を収集できるようになるでしょう。また、回答結果はコピーやリンク共有も可能です。
情報収集に加えて、文章作成や英語学習など、さまざまな用途での活用に適しています。

3.ChatGPT Writer | メールやメッセージの作成

Chromeウェブストア「ChatGPT Writer

ChatGPT Writer」は、メールの文章やメッセージの作成をサポートしてくれる拡張機能です。例えば、Gmail上で返信したいメールの文章をコピペし、どのような返信をしたいのかを入力するだけで、文章を生成してくれます。また、作成した文章の誤字脱字のチェックも可能です。

ChatGPT Writerをうまく利用すれば、メール対応にかかる時間を短縮できます。メール対応をもっと効率的にしたい人に特におすすめの拡張機能です。

4.YoutubeDigest | 動画の要約

Chromeウェブストア「YoutubeDigest

YoutubeDigest」は、YouTube動画の要約をしてくれる便利な拡張機能です。Youtubeでさまざまな動画が視聴できるようになり、視聴時間が足りない人や、ポイントだけ押さえてより多くの情報を得たい人も多いのではないでしょうか。

この拡張機能を利用することで、動画の要点を理解でき、短時間で多くの情報を得られます。限られた時間の中で動画から情報を得たい人におすすめの拡張機能です。

5.Monica |チャット、検索、 文章の要約・翻訳などのタスクアシスタント

Monica

Monica」は、さまざまな用途で活躍してくれるアシスタントツールです。業務を効率化したい人にとって、利用する価値があるでしょう。
例えば、長文の記事や論文をすべて読む時間がない場合、Monicaに入力すれば要点をまとめてくれます。また、文章の生成や動画の要約なども可能です。

ちなみに、無料版は一日30回まで使用でき、それ以上使用する場合は有料プランに加入する必要があります。

6.Voice Control for ChatGPT | 音声入力・回答

Voice Control for ChatGPT

Voice Control for ChatGPT」は、音声での入力・回答ができるようになる拡張機能です。現在この機能は、無料版のChatGPT-3.5では利用できず、有料版のChatGPT-4でのみ利用可能です。

この拡張機能を利用すれば、無料で音声入力を利用でき、文字を入力する手間を省くことができます。文字の入力が手間だと感じる人にはおすすめです。

7.Glarity-Summary | Webサイトの要約・翻訳

Chromeウェブストア「Glarity-Summary

Webサイトの要約をしたいのであれば、「Glarity-Summary」もおすすめです。Googleの検索結果、Youtubeの内容、X(旧Twitter)の投稿などあらゆるページを要約・翻訳してくれます。Googleの検索では、検索結果に表示された内容を要約してくれるため、効率的に情報を収集できます。

例えば、言葉の意味を調べる際にGlarity-Summaryを利用すると、複数の検索結果の内容を考慮して要約してくれます。もちろんGoogleの検索結果だけでも分かりますが、複合的な回答を一目で見ることで、より理解しやすいでしょう。また、90言語以上にも対応しています。

8.Superpower ChatGPT | プロンプトやチャットの自動保存・検索

Chromeウェブストア「Superpower ChatGPT

ChatGPTをより便利に利用できる拡張機能としておすすめなのが、「Superpower ChatGPT」です。

この拡張機能では、過去に利用したプロンプトを再度利用したり、プロンプト検索機能を使ってほかのユーザがよく利用するプロンプトを調べられたりします。そのほか、会話のブックマークやインポートなども可能です。

仕事で頻繁にChatGPTを活用している人にとっては、ChatGPTをより効果的に活用できる拡張機能として活躍してくれるでしょう。

9.Merlin | ChatGPTの呼び出し

Chromeウェブストア「Merlin

Merlin」はブラウザ上ですぐにChatGPTを呼び出せる拡張機能です。例えば、検索をしているときやSNSを利用しているときにショートカットキーを押せば、すぐにChatGPTを利用できます。

利用者の多い拡張機能であり、非常に便利です。ただし、無料版は一日の呼び出し回数上限が51回までであり、それ以上利用する場合は有料版に加入しなければなりません。

10.AIPRM for ChatGPT | おすすめのプロンプトの紹介

Chromeウェブストア「AIPRM for ChatGPT

AIPRM for ChatGPT」では、4,000以上の高性能なプロンプトを利用することができます

例えば、SEO担当者におすすめなのが「Keyword Strategy」というプロンプトです。このプロンプトを利用してキーワードを入力すると、キーワードのクラスタリング、検索クエリ、検索意図、タイトル、メタディスクリプションを表形式で出力してくれます。

ほかにも豊富なプロンプトが用意されており、さまざまな用途で利用できます。ChatGPTをもっとうまく使いこなしたい人は、一度利用してみるのがおすすめです。

11.ExtractGPT | スクレイピング

ExtractGPT」は、Webサイトから特定の情報を抽出してくれる拡張機能です。欲しい情報を入力するだけで、自動で情報を取得して、表にまとめてくれます。精度も高く、コピーやCSVへの書き出しも可能です。

例えば、営業先のリスト作成や商品の比較をするときに非常に便利です。ExtractGPTをうまく利用できれば、作業難易度の高いスクレイピングでも、簡単にできるようになるでしょう。

12.Fancy GPT | 回答の資料化

Chromeウェブストア「Fancy GPT

ChatGPTによる回答をそのまま資料などに利用するときに便利なのが「Fancy GPT」です。ChatGPTとのやりとりをPDF化できることに加えて、背景デザインの変更や、不要な内容の削除もできます。

例えば、会議資料に利用したり、コンテンツとして公開したりする場合に最適です。さまざまなテンプレートも用意されているので、魅力的な資料やコンテンツができます

13.Perplexity | 会話型のAI検索、検索結果の要約

Chromeウェブストア「Perplexity

Perplexity」は、会話しながら検索できるサービスです。一度回答を得ると、下にさらなる質問が表示されます。それをクリックすることで、さらに詳しい回答を得られる仕組みです。調べたいことを会話調で入力でき、回答は文章として返してくれます。

また、参考にしたWebサイトを表示してくれるため、さらに詳しい情報を知りたいときに非常に便利です。ユーザはWebサイトを渡り歩いて調べる必要もなくなります。ChatGPTの欠点であるハルシネーションの対策にもなります

14.SciSpace | 論文の要約

Chromeウェブストア「SciSpace

SciSpace」は大量の論文を要約してくれる拡張機能です。そもそもSciSpaceとは、世界中の学術論文を収録しているプラットフォームであり、そこで取得したPDFの要約と翻訳を行ってくれます。

論文を読むのに慣れていない学生や時間がない研究者には、非常におすすめです。

Chromeの拡張機能を利用する際の注意点

Chromeの拡張機能を利用する際の注意点は、以下の3つです。

  • 拡張機能の信頼性を確認する

  • 日本語に対応していない拡張機能もある

  • メモリが圧迫される

それぞれ具体的に説明していきます。

拡張機能の信頼性を確認する

拡張機能はOpenAIが開発しているわけではないため、信頼性が担保されていないものもあります。中には、個人情報を盗むために配布されている拡張機能もあるので、簡単にアカウント登録やアクセス許可をしないように注意しましょう。

拡張機能を利用する際には、拡張機能ごとに口コミを確認したり、検索して調べたりした上で、信頼性を確認することが大切です。

日本語に対応していない拡張機能もある

拡張機能の中には、日本語に対応していないものもあります。もし日本語での対応を希望するのであれば、拡張機能の説明をよく読み、日本語対応しているかを確認するようにしましょう。

メモリが圧迫される

拡張機能を多くインストールすると、メモリが圧迫されます。すると、動作が遅くなるなどのデメリットが生じるため、拡張機能は定期的に整理するのがおすすめです。利用していない拡張機能は削除して、必要なものだけを残すようにしましょう。

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まとめ

この記事では、ChatGPTのおすすめ拡張機能14選や使い方、注意点を解説しました。ChatGPTの広まりとともに、便利な拡張機能が数多く登場しています。目的に応じて、あなたに合った拡張機能を探してみてください。

また、ChatGPTのプラグインについては以下の記事で解説しています。拡張機能と合わせて活用することで、ChatGPTをより便利に使えるようになるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。

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