最近ポーカーが流行っている話
1.ポーカーはなぜこんなに流行っている?
こんにちは、S.Uです。
最近いろんなところでポーカーが流行っている気がします。
何が火付け役になったのかは分かりませんが。。。
ポーカーといっても実はルールはいろいろあって、そのなかでもよく知られているのはドロポーカーとコミュニティカードポーカーの二種類でしょう。
ドローポーカーで一般的なものはあらかじめ5枚の手札が配られ、それを何回か交換していくことで役を作る5ドローポーカーです。
日本では昔はこちらが主流で、ポーカーと言うとこちらを想像する人も多いようです。
ですが、最近流行っているのはコミュニティカードポーカーのほうで、なかでもテキサスホールデムがかなり人気になってきている印象です。
ご存じの方も多いでしょうが、テキサスホールデムは最初の手札は二枚しかありません。
そして、場に5枚のカードがめくられていき、その5枚のカードと自分の手札の2枚のカードで役を作るポーカーです。
何がテキサスホールデムをこんなに流行らせたのかは分かりませんが、手軽に遊べるスマホアプリとして「エムホールデム」や「ポーカーチェイス」がリリースされたことが大きいように感じます。
▼エムホールデム
▼ポーカーチェイス
従来もオンラインでポーカーができるアプリというのはあったのですが、いずれもリアルマネーを賭ける外国のものであったり、それゆえプロが多かったりと正直手軽に遊べるとは言えないものでした。
しかし、上記の二つのアプリは美麗なイラストで初心者でも簡単に参入しやすいものになっています。
特に「ポーカーチェイス」は大人気Vtuberグループの「にじさんじ」ともコラボを果たしており、大会もyoutube上で配信されるなど、ポーカーをまったく知らない人の認知度を高めるに一役貢献したと言えるでしょう。
また、同じくyoutube上でプロのポーカープレイヤーの方が解説動画などをアップしているのもよく見かけるようになってきました。
「世界のヨコサワ」さんや「マサキング」さんは特に人気の高いプロの方々で、ハンド解説や大会の主催などを行っていらっしゃいます。
これらの方々もポーカーの流行に一役買っているのではないでしょうか。
また、かの有名な『ロウきゅーぶ!』や『天使の3P!』でおなじみの蒼山サグ先生が『ぽけっと・えーす!』というポーカーを題材にしたライトノベルを書かれています。
蒼山サグ先生らしい小学生のかわいさとポーカーの魅力が盛りだくさんの面白い作品です。
何年前からどのようにポーカー(特にテキサスホールデム)が日本で流行りだしたのかは残念ながらボクでは分かりませんが、現状とても人気のあるゲームになっているのは確かです。
2.ポーカーをプレイするときは
ボクはプロでもポーカー歴が長いわけでもなんでもなく、最近の流れに沿ってはじめたただの素人ですが、ポーカーについて一種の持論があります。
それは、「ポーカーは「釣り」に似ている」ということです。
「釣り」といってもかつて2チャンネルで流行ったそれっぽいものをでっちあげてだますあの行為のことではないです。。。
換言すれば、ポーカーは「待ち」のゲームであると感じています。
ポーカーには最初にハンドが配られた段階では3つのアクションの選択肢があって、それぞれ「コール」「レイズ」「フォールド」と言います。
コールは提示されたチップ分を支払って参加すること、レイズはチップを上乗せすること、そしてフォールドが参加しないつまり勝負から降りることです。
そして、その人がどれほどの頻度でフォールドせずに勝負に参加しているかを示すVPIP率というのがあります。
このVPIP率の適正は25~40%ほどと言われており、それを超えると参加しすぎであると判断されることになります。
ほとんどのオンラインポーカーアプリでは対戦相手と自分のVPIP率が自動で計算されて見られるようになっています。
VPIP率が高い人はつまり少々弱いハンドでも参加していることになり、むやみにチップを失う確率を上げていることになります。
良いハンドがくるまでじっくり「待ち」、たとえ良いハンドでも相手が強そうなレイズをしてくればフォールドするという姿勢が大事と言えるでしょう。
もちろんそれがブラフの場合もあるのですが。
ところで、ポーカーにおける「カモ」、すなわちチップを搾取される人のことを「フィッシュ」と呼んだりします。
由来は分かりませんがここでも「釣り」に似たものを感じますね。
「フィッシュ」の種類もさまざまですが、「コール」ばかりする「コーリングステーション」や先ほども述べたハンドの参加率が高すぎる場合などがあるそうです。
メリハリをつけて強いハンドの場合にはしっかりと適正な額をレイズする、勝てないと踏んだら速やかにフォールドするなどが重要と言えそうですね。
3.ポジションの問題
最近はポーカーにおけるポジションという問題を勉強しています。
ポーカーは通常は6~9人ほどでテーブル卓を囲んでプレイするので、座っている席によってポジションが異なります。
ハンドが全員に配られ終わると、UTG(アンダーザガン)からアクションがはじまりそれがBB(ビッグブラインド)まで続きます。
ポジションの位置は1ハンドごとに順番に巡っていきます。
さて、このときアクションが早いポジションにいる人(UTG側)と遅いポジションにいる人(BB側)のどちらが有利でしょうか?
答えはレイトポジションつまりBB側に近いほど有利になります。
理由としては遅ければ遅いほど相手のアクションを考慮に入れて自分のアクションを決めることができるからです。
そこで、ポジションによって参加できるハンドの範囲というのが変わっていきます。
例えばCO(カットオフ)やBTN(ボタン)のポジションにいる人はおおよそ上の黄色の表のハンドだと参加してよいことになるそうです。
数字の横にある小文字のoとはオフスートつまり二枚が同じ模様(スペードダイヤ・クローバー・ハート)ではないこと、小文字のsはスーテッドつまり逆に模様が揃っていることを指します。
スーテッドのほうがフラッシュになりやすいので価値が高いと言えますね。
このポジションとハンドの参加率VPIPが勝利の鍵を握りそうです。
まだ、勉強をはじめたばかりなので今回はこのようなところまでしか書けません。
4.ブラフについて
ポーカーの花型といえば、ブラフつまり相手をだましてフォールドさせることだと思います。
その駆け引きがポーカーの一番の魅力と言っても良いでしょう。
しかし、このブラフ、ボクが初心者だからこそ言えることでもあると思うのですが、あまりしない方が良いと思います。
理由はいくつかありますが、すべてに通ずるのが「あんまり成功しない」ということです。
あんまり成功しない理由としては特に初心者部屋では、自分のスキルが足りないことに加えて相手もまたスキルが足りないためにせっかくのブラフを考慮することもなくスナップコールされる場合があるためです。
ブラフがまったく意味をなさないというわけではもちろんなく、いくら初心者部屋であろうとも相手がブラフをしてくることもあれば、ある一定の条件下ではこちらのブラフが成功する場合もあります。
ただ、純粋に強い手の時にベットをして、弱い手の時は素直にフォールドするほうが少なくとも初心者部屋においては勝率がかなり上がる気がしています。
実際にその戦略に変えてからは「ポーカーチェイス」でプラチナランクまで行きました。
ブラフをしても良いときというのは、初心者のボクが現状考えつく場合としては、セミブラフのときとプリフロップでレイズをしてAやKなどのハイカードが落ちてCBを打つときぐらいですね。
セミブラフというのは現状は何の役もできていないけど、あと一枚揃えばストレートやフラッシュといった強力な役ができるという場合です。
この場合は仮にブラフが失敗してもアウツといいますが、その役ができる一枚が落ちればまだまくれる可能性があるので救済の余地を残せます。
また、プリフロップの段階でレイズをするというのは基本的には自分のハンドは強いですよ、という主張をすることになるので、そのようななかでハイカードが落ちて、CB(コンティニュエーションベット)つまり続けてベットをして、あたかもAやKなどの強いカードがヒットしたように見せかけることができる場合もブラフは有効だと思います。
5.まとめ
初心者のボクに現状理解できているポーカーの話を今回は記事にまとめてみました。
他にもポーカーは複雑な概念が多く、SPRやエクイティ、エクスプロイトといった聞き慣れない用語もあるようです。
どこまで真剣にポーカーをするのかは未知数ですが、とても奥が深く面白いゲームなので人気があるのもうなずけるなと感じました。
それでは今回はこのあたりで~!
p.s.
実際にプレイするときはBB表示にするとポットやスタックが分かりやすくなって大変よいです。
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