見出し画像

あの人に「すごい」を言いたい

こんにちは。すいです。

近頃、お会計のお釣りなどで新紙幣を貰うことが多くなり、北里柴三郎に親近感を持つようになりました。少し前まで、新紙幣を"なんだか知らないもの"だと思っていたはずなのに、人は慣れるのがとても早い。

新紙幣を持つ機会が多くなると、やはり"あれ"を思ってしまいます。そう、"お札になるって、すごすぎる"!!!

もう、そんなことは今までに何百回だって思ってきたけれど、まだまだ何百回でも思える。だって、お札になるのは、あまりにもすごいから。

「お札になりたい」という夢を、誰しも一度は抱いたことがあるはずです。私もあります。ただ、それは早い段階で諦めがつくもので、自分の人生にそこまで大きいものは背負わせられない。何より、お札になっている人たちは皆、お札になりたくてすごいことをやり遂げている訳ではなく、すごいことをやってしまった結果としてお札がついてきているため、次元が違います。かっこよすぎ。
この先、お札になりたくてなった人がいたとしたら、それもそれでかっこいい。

しかし、お札になっている人たちは、自分がお札になっているということを知らない。それがあまりにも、悔しいです。"もしかしたら、自分はお札になるかもしれない"と、少しでも思ったまま亡くなっているのなら、まだ良いけれど、その可能性を微塵も感じないままでいた場合は、今すぐ教えてあげたい。
お札になっていることも、お札になるくらいすごいことをしたのだということも。すごいことは、その人が生きているうちに、すごいと伝えるべき。褒められるためにしていることではないとしても、結果的にそれがすごいことなら、すごいって言いたいし、言われたい。すごいって、すごいから。

歴代の偉人たち、今を生きているすごい人たち、みんな、しっかりと自分がすごいということを自覚してくれていたら何よりです。たくさん褒められていてほしい。

そして、すごくない人たち!そんな人たちは本来いないのですが、そう思ってしまう人たち、自分も含めて、目に見える"すごい"が全てではないし、すごくないことがすごかったりもするから、もういっそ、すごいということにしましょう!私たち、普通のお札にはなれなくても、おもちゃのお札にはなれます。

これからも、全員が生きている間にたくさん褒められますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?