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高橋洋子さんが生成AIポスターが原因で出場辞退した件

「残酷な天使のテーゼ」で有名な歌手の高橋洋子さん(57)がコンサートへの出演を辞退した。原因は生成AIによるイラストが使われたポスターによるもの。

時代の過渡期に伴うもの

高橋洋子さんの気持ちは分からなくもない。

生成AI使えば使うほど、イラストレーターさんに対するリスペクトを忘れちゃいけないなってどこかで感じるものがある。
現時点では生成AIは「原液」となるイラストや写真を元に作られたものに過ぎなくて、
その「原液」の作成者がいなければ生成AIも良いイラストは作れないのではないかと思う。

アニメ業界に身を置いている高橋洋子さんは、より感じるものがあるのだろう。

とは言え、生成AIは効率化をもたらすものでもあるし、完全に使わないというのも意固地な気がするしもったいない。

そして、生成AIの普及も止められないと思う。
高橋洋子さんの訴えや、そういった声も「時代の過渡期に伴う一時的な痛み」となってしまうのではないかと感じている。

画像生成AIはタダで創作物を食べている

AI生成は、恐らくオンライン上でGoogleの画像検索やらなんやらで写真やイラストをタダで食いまくっていて、
著作権が薄まることでデータの元になったクリエイターからの訴訟が困難になっているみたいな感じはする。

クリエイターからすると、そういった不満を抱えている人もいるのかもしれない。

ちなみに、自分もゴリゴリ生成AIを使っているし、その恩恵も感じている。

原液の作成者に、AI生成される度にインセンティブが入る仕組みでも出来ればまだ話は違うんだろうけど、そうなると生成AIの使用コストに反映されるだろうし、普及は遠ざかりそう。

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