渡辺翔太のベテルギウスを馬鹿にする人にはシド・ヴィシャスのMYWAYを聴かせたい
Snowman渡辺翔太(しょっぴー)氏の歌ったベテルギウスがTiktok内で音程が合っていないと叩かれている。
確かに、彼はうろ覚えで自分の声の良さに頼った歌い方だと思う。
原曲に対するリスペクトが無いとかそういう問題もあると思う。
ただ、しょっぴーのベテルギウスが無しかと言われると無しではない。
全然有りなのだ。
音程至上主義はモブキャラ
音程は大事だが、音程至上主義は音楽を知らない。
自分なりに楽譜を解釈して表現したのに、ブチ切れる融通の利かないクラシックの先生みたいな感じ。
要するに、音程至上主義のままだと主人公にはなれないモブキャラ体質であると言えるし、表現の幅が狭まってしまうのでもう少し価値観の幅を広げた方が音楽の恩恵を受け取れるようになる。
音楽はガッツが無ければ聴かれない
キレイなだけの音楽は何かが足りないと言われて聴かれない。
音楽エンジニアの中でも「キレイだけど何か入ってこないよね」って音楽は「ガッツがない」と表現されて、テコ入れされる。
adoの歌が流行っているのを見ても、人は歌に感情的な表現を求めていることが分かる。
私は、しょっぴーの歌は音程は怪しくとも魂がこもっていると感じている。
しょっぴーを馬鹿にする人にはシド・ヴィシャスのMyWayとか聴かせると良い
渡辺翔太のベテルギウスを馬鹿にするヤツにはセックスピストルズのカリスマベーシスト、シドヴィシャスのMyWayを聴かせてやると良い。
多分理解はできないと思うけど、これをカッコいいと感じている界隈が存在するのだと理解することで、音楽とは音程をなぞるだけの狭い世界ではないのだと感じてもらえるのではないかと思う。
ただ、しょっぴーは原曲に対するリスペクトの無さのようなものが、今回の叩かれた原因なのかなと思うところはある。
私も音程について舐めず、しかしとらわれずに音楽に取り組みたいと思う。
以上です。
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