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アレクサの有効利用に悩む私の日常~ChatGPTとの比較~

アレクサとの出会いから始まった私の日常生活。一時は期待を抱き、便利さを感じていたアレクサですが、最近では使いづらさのほうが目立ちます。私が現在どのようにアレクサを利用しているのか、そしてChatGPTと比較したときのアレクサの使いにくさ・改善点について考えてみたいと思います。


現在のアレクサの利用方法

私のアレクサの主な利用方法は、
・動画サービスの利用
・定型アクションによるスケジュール管理
・スマートホーム(音声による家電のON/OFFなど)
・音楽を聴く
・キッチンタイマー
です。

一見すると便利に感じるこれらの機能も、実際に使ってみると制約や誤認識の問題が存在します。例えば、音声の認識精度が低く、ノイズやアクセントの違いによって正確な解釈ができないことがあります。また、誤認識や混同により、意図しない結果が得られることもあります。

ChatGPTとの比較

私は最近、ChatGPTというテキストベースの対話モデルにも興味を持ちました。ChatGPTは自然な対話と多様な質問に柔軟に対応することができ、アレクサによる音声入力の制約や誤認識の問題が少ないように感じます。テキストベースの利点と利用の容易さも魅力です。ChatGPTとの比較を通じて、アレクサの限界をより明確に感じています。

アレクサに不便さを感じる実例

先にアレクサの主な利用方法を挙げましたが、全て満足して利用しているわけではありません。

①定型アクションによるスケジュール管理

スケジュール管理には、主に2種類あると思っています。
1.毎日同じ時間に実行するスケジュール(起床、就寝、食事、お風呂など)
2.カレンダーに登録した1日ごとに異なるスケジュール

現状、私は1.を定型アクション機能を利用して行っています。
例えば、
7:45➡「〇〇君、おトイレには行きましたか。お出かけ前に済ませましょうね。」
8:00➡「○○君、そろそろ幼稚園バスが迎えに来る時間です。いってらっしゃい。」
16:00➡「そろそろ〇〇君のお迎え時間です。」
という感じで時間を指定して、スケジュール管理しています。

しかし、本当は2.のカレンダーによるスケジュール管理もアレクサに行ってほしいです。
アレクサには、カレンダーアプリと連携して当日の予定を読み上げるという機能があります。確かにあるんです。あるんですが、これを定型アクションで実際に実行すると『今日の予定は1件です。』と件数を述べるだけで内容を読み上げてくれないのです。音声で「今日の予定を教えて」と指示すると、全て読み上げてくれるのですが定型アクションだと上手くいかないのです。正直、思ってたのと違う…って感じています。

②スマートホーム機能

アレクサを購入した理由に、スマートホーム機能を使いたいというものがありました。
「電気つけて/消して」
「テレビつけて/消して」
こういう動作が音声でできたら便利だろうな!と最初は思っていました。ですが、現状スマートホームはあまり利用していません。

利用しなくなっていった理由が以下の通りです。
・リビングには同じメーカーの照明が2個あるので、片方だけつけることができない。(つけると両方つく、消すと両方消える。)
・照明のON/OFFは壁のスイッチをOFFにされると、音声に反応しない。
・そもそも私の声に反応しない。
➡出発前に玄関から「テレビ消して」と指示を出しても反応しない。だから靴を脱いで、リモコンを取りに行ってテレビを消す。というイライラの繰り返し。玄関から大声で「アレクサ!!」と呼びかけるのも嫌。もぉ~イヤ。これがイヤ。

便利なスマートホーム機能なだけに、反応しないと反動でイライラが増します。

期待するアレクサの機能改善

私はアレクサの機能改善に期待を寄せています。具体的には、音声認識の精度向上や応答の多様性と正確性の改善、カスタマイズ性とスキルの拡充などです。これらの改善が実現すれば、アレクサの使いやすさと汎用性が向上し、ユーザー体験が大幅に向上すると考えています。

具体的なアレクサの改善点

1.自然な会話ができること
アレクサと対話する時、何が使いづらいって頭で指示を考えてから会話しなきゃならないことです。
長年アレクサを利用していると、こういう指示には対応できない(できなそう)というのが分かってきます。そうなると、指示を出す時に頭で対応できそうな指示の内容を考え直す必要があります。これがすごく面倒。ChatGPTと比較して使いづらく感じる理由ベスト1がこれです。

2.ノイズがあっても私の声を優先して聞くこと
購入した当初は感じなかったことですが、最近我が家のアレクサは私の声よりも息子の声に反応します。声質が原因なのか、アレクサの設置場所・指示を出す場所に原因があるのか、確かな原因は分かりません。しかし、同じ内容・同じ音量で指示を出しても、私の声には反応しないのに息子の声で指示を出すと応答するのです。我が家で一番家にいるのは私なのに、私の言うことを聞いてくれないなんて!!アレクサを使っている頻度だって、私のほうが多いのに!!

3.長文の指示に対応できること
これは指示を出す私のスキルも必要なのかもしれないですが…。一問一答形式で指示を出すには難しい内容ってあります。だからといって、長文になる指示を出すと指示を出している途中なのに、返答し始めることがあります。まだ終わってないっつうの!!アァ…もう無理。結局自分でやるか(調べる)って結果になる。

4.返事が長くなる時は先に述べてほしい。
「〇〇について教えて!」という指示を出したとき、アレクサが引用元のWebサイトを述べた後、ずらずらと長文を読み始めることがあります。
えぇ゛~~、いつ終わるの?コレ。
返事が長くなるなら、『長文になります。』とか『簡潔にお伝えしますか?詳細にお伝えしますか?』とか事前に教えて欲しい。
ChatGPTの場合は文字数を指定したりできるけど、アレクサにはその辺の指定ができるのかな。

おわりに

私の日常生活におけるアレクサの有効利用に悩みを抱える現状を考えてきました。音声入力の制約や誤認識の問題、そしてChatGPTとの比較を通じてアレクサの使いにくさをまとめました。しかし、アレクサがさらに進化し、期待する機能改善が実現すれば、私たちの生活をより便利にする可能性も秘めています。アレクサに対して期待を抱きながら、今後のアップデートや改善に注目していきたいと思います。

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