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これを履いておけば間違いない!Dickies ワークパンツ

こんにちは。yamamotoです。

本日は、私がもっとも良く履いているボトムスを紹介します。

この記事を書こうと思ったきかっけですが、インスタでの問い合わせをかなり多くいただいております。「どちらのパンツですか?」「どこで買えますか」「サイズは何ですか?」など様々な質問を受けることが多かったからです。インスタのスタイリング画像からでも伝わってしまうDickiesのワークパンツの魅力。本当におススメなので、少し語っていきたいと思います。


◆Dickies(ディッキーズ)とは?

Dickiesとは世界中で愛用されているアメリカNo. 1のワークウェアブランドです。C.N.ウィリアムソンとE.E.ディッキー。Dickiesの共同創業者であり、いとこ同士である2人がワークウェアの生産を開始したのは1920年代。2人は全米各地の「働く現場」を回り、農夫や鉱夫などそれぞれの仕事に必要な作業着の特性を調査。労働者のニーズに合わせ様々な工夫が施された製品は、またたく間にアメリカ全土に深く浸透していきました。

◇「874」モデル

数あるアイテムの中で最も人気なのが「874」というモデル。大戦後の50年代、地元テキサスの石油労働者向けに作り出したのが、今なお世界で最も愛されるワークパンツ「874」です。丈夫で汚れにくくどんな体型の人にもフィットする“労働者の声を聞く”というDickiesのアイデンティティーから生まれたこのパンツは爆発的にヒットし、世界各地の労働現場へと広がっていきます。90年代には、全米にストリートカルチャーのブームが到来。西海岸のスケーターたちが丈夫で価格も手ごろな「874」を愛用したことで、各分野のアーティストへも浸透。単なるワークウェアではなく、ファッショニスタには欠かせないアイテムへと進化を遂げました。

◆「874」のシルエット

「874」のシルエットは”ワイドストレート。”ひざ下からストンと落ちるシルエットです。選ぶサイズによってシルエットの印象を変えられるのも大きな特徴の一つ。きっちりジャストサイズで履けば、スラックスのようなきれいな印象に、またサイズを上げてゆったりと履けばストリートシーンでも履けるカジュアルな印象になります。

◇874を履く上での自分のこだわり。

冒頭でも書きましたが、私は頻繁にこの874を履いています。履く上でのこだわりがいくつかあるので、それもお伝えしていきます。

①サイズ感

なるべく自分のウエストにあった個体を選んでいます。つまりジャスト気味に綺麗に履くということです。自分の中ではDickies874というのは、ワークパンツでありながら、スラックスでもある、という感覚です。ジャストサイズで履くことでスラックスのように見せることを意識しています。また、ウエストサイズだけでなくレングス(丈の長さ)にもこだわっています。きっちりとスラックスのように履くには、レングスが長すぎてもダメ。ハーフクッションになるくらいの丈感がどんなスタイルにもハマりおススメです。デニムと違い裾のアタリを気にしなくてよいので、レングスが合わなければ丈直しして履きましょう。

②Made in USA

次のこだわりは、少しマニアック。私は古着のアメリカ製ばかりを集めています。完全に自己満です(笑)。現行の874と何が違うのか?まずは生地感です。単純に古着で着古された個体ということです。実際現行の874はワークパンツだけあって、かなり硬い生地感です。ただ履きこめばそれなりに柔らかくなるでしょう。それに比べ古着の874は良い感じで着古されているので最初から生地が柔らかくて履きやすいのです。古着の874でしたら古着屋さんにいけば大抵並んでいます。さらにこだわるポイントとしては”アメリカ製”であること。このアメリカ製を探そうと思うと一気に難易度が上がります。90年代でアメリカ製の生産は終わってしまっているからです。では、なぜアメリカ製が良いのか。現行とはディティールが異なるからです。

③アメリカ製のディティール

90年代のアメリカ製を見るポイントは、内側のタグに"made in usa"の表記があるかどうか。これを見れば一発ですが、表記が消えてしまっていることが多いのが古着です。でも大丈夫。もう一つポイントがあり、それは、ウエスト部分の拡張ができる仕様になっていること。アメリカ製の874はウエストの後ろ部分にウエストを大きくできるように縫製されています。また後ろのベルトループの1本だけが、他と比べ細くなっています。これが確認できれば90年代のアメリカ製で間違いありません。
さらに80年代以前のモデルになってくると、ウエスト後ろ部分に付くタグが小さくなっていたり、(通称ちびタグ)フロントジップがアルミ製になっていたりとさらに異なるディティールが増えてきます。
やはり古着好きとしては、現行との違いに心躍ってしまうのです(笑)

made in usaの表記
細いベルトループ
ウエスト拡張の為、縫製されている
左2本は80年代のちびタグ。右は90年代以降のタグ。

◆どこで買えるのか

現行の物でしたら、比較的取り扱っているお店も多いです。ドンキなどでも販売していますし、ライトオンなどのカジュアルショップなどでも購入可能です。また、大手セレクトショップなどは別注モデルを頻繁にリリースしているので、そういったお店もチェックしてみると良いですね。
古着の874は、やはり古着屋さんで根気よく探しましょう。古着は出会いです。自分に合う最高の1点を探し出すのも、面白いですよ!

いかがでしたでしょうか?少しでもDickiesの魅力が伝わっていれば幸いです。



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