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今日から7月。

2019年も後半が始まる。7月から新しい環境に移ったり、新しい役割を担うことになった人もいるだろう。

そういう変化がなかったとしても、2019年の後半の始まり、あるいは新しい月の始まりという区切りをうまく活用をして、生活や仕事にメリハリをつけている人も多いはず。

このように、私たちは

・1ヶ月
・1四半期
・1年

という、1日の単位よりは大きな単位の区切りをどこかで意識している。

そしてその区切りを使って、目標を達成しようといろいろ取り組んだり、何か新しいことに挑戦してみたり、これまでを振り返ってみたりというようなことをしている。

そして、実はこうやって明確な区切りを設けるのはシナリオプランニングの特徴でもある。

例えば、

「将来、どんな仕事をしていたいか?」
「将来、どんな生活をしていたいか?」

と尋ねられるよりも、

「10年後、○○歳の頃、どんな仕事をしていたいか?」
「10年後、○○歳の頃、どんな生活をしていたいか?」

と尋ねられた方が、より具体的に考えることができるはずだろう。

10年後という区切り、そしていまの年齢よりも10年分歳を取るという設定をすると、いろいろなものが具体的になる。

もちろん、そういう制約を一切外して、好きなように考えることも大切ではあるものの、現実的には、私たちはいろいろな制約の中で仕事をし、生活をしている。

そう考えると、そのような制約を意識し、その上で、その時に自分ではコントロールできない外部環境を踏まえながら、ありたい仕事や生活の姿を考えたり、事業や会社の戦略を考える。

そんな区切りの意味合いを、7月1日という区切りの良いこのタイミングで改めて考えてみてみるのも良いかもしれない。

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Photo by Jon Tyson on Unsplash

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