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足下から考える仕事術

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世の中にはいろいろな仕事術があふれていますが、その実践のためには、まったく新しいことを始めるとか、なんらかのツールが必要になるというものも多いですよね。そうではなく、もっと身近な…
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#コミュニケーション

「わかってもらおう」とせず、ただ伝える

ワークショップやプレゼンテーションで人前で話しをしていると、当然のことながら聞き手の反応が気になる。 反応が薄かったり、否定的な反応をしている人が目に入ると、気になることがある。特に自分が大事にしていること伝えているときは、なおのこと。 では、そういう自分にとって否定的な反応をしているように見える人がいたら、どうすれば良いのだろうか? 自分の経験から得た、今のところの最良の答えは「わかってもらおうとしない」ことだ。 逆じゃないの?と思うからもしれないが、逆ではない。「

アイデアを出すコンテキストを見極める

仕事をしていると、他の人からアイデア(コメントや意見と置き換えてもいい)を出してくれと言われたことがあるだろう。 せっかく声をかけられたんだからと思い、いろいろと考え、意気揚々と自分のアイデアを伝えたところ、例えば仕事の場面だと「これは使えない」と一蹴された経験はあるだろうか? あるいは、お客さまから「新しいことに取り組みたいから、自由に提案してほしい」と言われ、想像力の限りを尽くして持っていった提案に対して、「いやぁ、こういうのじゃないんだよね…」と言われて気まずい空気