生存報告16

人生は様々な選択肢の繰り返しです。お金はなくとも好きなことだけして生きていくのも人生、楽しくはないけれどコツコツ仕事をしてたくさん稼ぐのも人生。

思い返せば僕はもったいない中途半端な選択ばかりしてきたな、と感じます。

僕は高校中退後バカをしすぎて中卒で世の中に放り出される寸前でしたが、ありがたいことに地元の理系私大に通わせてもらえたので、最終学歴は大卒です。

紆余曲折あり24歳なりたてのときに地元へUターンして親元で働くことになりましたが、思えばここで様々な選択肢があったんだよな、と思いました。決して頭の良い大学ではないですが、曲がりなりにも地元では知名度のある大学卒なので、よほどの大企業でもない限り就職はできます。だから関東に住み続けることもできたし、地元に帰ってもまた一般企業に転職することもできたし、全てを賭けて全く違う新しいことを始めることもできました。

結果として僕は学歴の関係ない親元で働くことにしたのですが、いわゆるサラリーマンとは違う自由を手に入れた割には何ひとつ面白みのない(といっては少し語弊がありますが)生活をしていました。今もそうですが。

大卒であるおかげで転職というカードを切ることもできた、しかしあえて一般企業に転職はせず、親元で働くことにした。その割にはごく普通の平凡な暮らしをしている。うーん…なんだか全てを無駄にしている気がします。

せっかく普通ではない選択肢を選んだのだったら、とことん尖った生き方をしてもよかったのではないかと思います。それが許される環境だったのですから。途方もない夢を追いかけるとか、無謀とも言えるような挑戦をしてみるとか。

倒産の危機を乗り越え、生活様式も大きく変わると思います。ある意味これは新たなスタートを切る大チャンスだと思っています。

26歳も1/3が終わりました。僕が心の底から尊敬している友人に「20代の大切な時間、もう戻ってこない時間を大切に!」「若いうちにしておけば…が極力ないように精一杯生きようね!」と言われました。本当にその通りだと思います。

今一度、自分の本当にやってみたいことは何か?悔いのない人生にできるのか?自分に問いかけてみようと思います。

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