東京ダート1400m「のみ」のニッチな予想

東京9R 富嶽賞

◉3デルタバローズ

◯16プタハ

▲7スパーダ

△1トモジャドット

△2ショウナンガナドル

1000万下条件だと逃げよりも2番手、3番手の方がやや期待値が高くなる。今回のレースはおそらく逃げるのは2ショウナンガナドル。1000mや1200mを中心に使われてきた馬でテン1ハロンも一番早い。

ならば本命対抗はその後ろに陣取りそうな布陣から選ぶのが賢明。

そんな中、本命は3デルタバローズとした。

前走は馬場が緩む中、芝スタートでもしっかりと出て先行できた。勝馬の差し足に屈した形にはなったが、展開と追い出しタイミング次第で頭は十分あった。テン1ハロンの持ちタイムも優秀でこのメンバーならまた先行できるので確勝級の本命としたい。

対抗には図らずとも前走本命馬と同レースに出ていた16プタハ。

1400mでは安定した走りができており、このメンバーなら5番手以内につけられるだけのスタートダッシュを持っている。先行するには大外の枠も悪くはない。ただ、昇級してから2走は、スタートで後手を踏みすんなり先行することができずにいるのは気がかり。

単穴は7スパーダ。

2と3に次ぐ3番手集団の一角だとは思うが、もしすんなり先頭に立てて逃げを打てればそのまま止まらない可能性はある。

抑えで1トモジャドットと2ショウナンガナドル。

ともに先行力のある馬、特に2ショウナンガナドルは逃げ候補筆頭。残り目があってもおかしくない。

人気しそうな12ニシノコトダマはテンの速さからみてすんなりおそらく中団くらいに位置どるのが精一杯、かつ1400mでの実績が皆無。また、13アルベルティーヌも後方待機脚質な上に1400mよりも明らかに1200mでの良績が多い。この2頭は軽視していきたい。

買い目:馬連3ー1、2、7、13、ワイド3ー16


東京11R 欅ステークス

◎6エレクトロポップ

◯5ミッキーワイルド

▲7トゥザクラウン

△2ダノンフェイス

△4ホウショウナウ

△8ロードグラディオ


東京ダート1400mはオープン以上になると差し追い込み決着になる。

1200mを主戦場としている馬が参戦してきてハイペースを形成することが追い込み決着を助長する一因になっている。つまり、このレースはマイル組vsスプリンター組のせめぎ合いと言える。

まず追い込み馬を狙った上で、マイル路線組かスプリンター路線組のどちらを上に取るかが鍵になってくる。

今回、先行逃げはどの馬になるかを予想しよう。

逃げ候補は9リュウノユキナか12カタナだろう。次いで15アディラート、13トップウィナーあたりも前に付けたいタイプの馬だ。

アディラートをのぞいて1200mに適性がある馬が前を主張することでおそらくハイペースは必至だろう。今回は後手無理なく脚を溜められるマイルよりに適性を持つ馬を上位に取りたい。

前置きが長くなったが、本命は6エレクトロポップとした。全メンバー中2位の上がりを持つ末脚を信頼。ここ1年成績が振るわなかったが、前走1200mを使って新味が出た。今回は距離延長ではあるが本来一番得意としていた条件に戻ることでパフォーマンスの向上を期待する。

対抗は5ミッキーワイルド。こちらも末脚確かな一頭。こちらも距離延長組ではあるが、本来はマイル付近で結果を出してきた。重賞は敷居が高かったがこのメンバーなら。斤量も背負ったが馬格もあるので問題はないだろう。

単穴に7トゥザクラウン。初ダートだが母のダート適性をみると突き抜けるまで考えられる。実績以上に人気するであろうが可能性を買う。

その他抑えとして、

2ダノンフェイス…東京1400mは大得意。

4ホウショウナウ…末脚堅実。人気を落とすようなら妙味あり。

8ロードグラディオ…先行の脚質だが、マイルより適性持ちで一番の実績馬。抑え。

買い目:ワイド5・6・7BOX、三連単1頭軸マルチ6→2・4・5・7・8