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生命情報科学Ⅱ

生物を使ったもの作りについて学びました。

ミカエリスメンテン式

高校から扱ってきた内容

非線形計画法

 導入として、線形計画法の説明があった。高校数学でもやったように関係式をグラフで表して、領域を考えて実行可能な限界値を見つけていく。

非線形計画法とは、制約条件または目的関数 の一部が 非線形なものについて、目的関数を最小または最大化するような解を求めるプロセスのことである。

例えば、山で一番高い場所を見つける方法として以下の3つの方法がある。

1しらみつぶし法(力まかせ探索)
 利点 必ず見つかること
 欠点 コスト
2最急降下法
3ダウンヒルシンプレックス法
実行可能解の1つから出発し、目的関数の値をなるべく大きくまたは小さくする場所に移動させていく動作を繰り返して最適解を見つけ出す方法のこと。
 利点 速い

クラブツリー効果

好気的解糖、呼吸を行なっている細胞にグルコースを与えると酸素消費すなわち呼吸が押えられる現象。

抑制の機構

1糖の発酵が行われる
2細胞質で アデノシン二リン酸 ADP+無機リン酸→アデノシン三リン酸の反応が進む
3酸化的リン酸化に必要な無機リン酸あるいは ADPがミトコンドリア内で枯渇する

クラブツリー効果の対の現象としてパスツール効果がある。↓

パスツール効果

酵母を好気的条件に移すとアルコール生産とグルコース消費が激減する現象。

アルコール発酵は広く利用されているが,酵母にとっては嫌気的条件におけるアデノシン三リン酸 ATP生産の手段にすぎず,効率が低いのが欠点となっている (1分子のグルコースから2分子の ATPしかできない) 。

好気的代謝は高能率で1分子のグルコースから 38分子の ATPを合成できるので,酵母は好気的条件ではアルコール発酵行わなくていい。

よって、必要量の ATPを少量グルコースから得ることができるのでこの現象が起きる。

ナッシュ均衡

ナッシュ均衡は「すべてのプレイヤーが最適反応戦略、すなわち利得が最も高くなる戦略を選び合う戦略の組み合わせ」のこと。

ナッシュ均衡の見つけ方

1表の縦同士では、左の値を比較して高いほうを選ぶ。
 表の横同士では、右の値を比較して高いほうを選ぶ。
2ともに高くなった場合が求めるナッシュ均衡である。
 ナッシュ均衡は複数ある場合もある。

期末試験2021覚書き

あくまで参考程度にしてください。大まかにどんな内容が出題されたかを書いているだけなので安くしました。

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