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人の心を動かすものは…

こんにちは。
「究極の塾経営突破術」
「究塾」の石原です。


教師からのコミュニケーションに励まされて、
生徒たちが自分も表現をしていいのだと考えるようになる。


そうすると、


等身大の自分でアウトプットすることを知り、
自分がなにをすべきかを考えられるようになる。


と…前回、コミュニケーションの重要性を書きました。


またアウトプットの頻度が上がると、その子なりに

『知性・理性・論理性』が育っていくものだと。

結果、勇気を持って

『塾という海』に飛び込むことができる。


自分の心で行動すれば、その行動は真実の行動になる。

成果も失敗もすべて自分のもの。

これが理想のコミュニケーション像。



そのために行ったのが計画的な面談でした。


1. 生徒と勉強の話をするときは机について、一対一で面談する。

2. まず生徒の言い分を聞くことに徹する。

3. 一回の面談のまとめを行い必ず記録に残す。

4. 面談内容を保護者様に必ず電話する。

5. 面談のまとめ内容の行動促進。経過の面談。

と徹底した面談主義でコミュニケーションをとりました。


なぜかというと、私自身の駆け出しのころの経験があったからです。

授業が全くうまくいかなかった時、何人かの子供たちの補習をしながら

一人ひとりとコミュニケーションを繰り返し、生徒たちの本音をアウ

トプットしてもらうことにより授業の質が劇的に改善した経験があった

からです。


お互いにフィードバックする関係でないのにどうやって成果を作れるのでし

ょうか?


また、生徒には時には耳の痛いことを言わなければなりません。

生徒はお客様ではないのです。ともに成果を追求する仲間です。

逆に保護者様は顧客です。サービス業でお客様に耳の痛いことは言いま

せんよね。

逆に言わざるを得ない局面を作ることは、サービス提供者としてどうなんで

しょうか?


日常の面談状況は、週一回の学年会議の場で教科間共有がなされ、それ

が定期テストや模試テストの不振であれば急遽レスキューチームが作ら

れフォローアップが始まります。

その前に、もちろん生徒には「イタイ」面談があります。

保護者様には全力で謝ります。だって、結果が出なかったのだから。

今でいうPDCAが完璧に回っていました。

保護者様もぐるぐるとダイナミックに巻き込んで!


退塾などほぼ記憶にありません。

親子ともやめる理由がなかったからです。


笑い話ですが、当時の塾生が大人になってこんな話をしてくれました。

テスト勉強に力が入っていない時があり、惨憺たる結果のだった。もち

ろん緊急面談があり、その時はなぜか心が折れた。

家に帰って親に「塾をやめたい」と話すと、保護者は、「お世話になって

いる先生にやめるなんで口が裂けても言えない、どうしてもやめたいな

ら自分で電話しなさい」と取り合ってくれなかったそうです。

勇気をもって電話した彼女は主任と長時間話した後、結局もう一度頑張

りなおすことにしたとのこと。

「だって、何回切るといっても、電話を切ってくれなかったもん…」

それは、続けるしかないですねー(笑)


心が動かないと、その結果の行動でないと、成長はないですよね。


教師のコミュニケーションが生徒の心に火をつけ、火が付いた生徒から

のフィードバックが教師の心に火をつける。

教室で行われることすべてが「真実の瞬間」でした。


こんな教師たちが、いずれ社会に出て異業種で活躍する様子を見てきま

した。当たり前ですね…すでに4年間~6年間(笑)社会人経験があります

からね。

彼らのようなホスピタリティのある学生さんは実はたくさんいると思い

ます。

現在では個別指導の隆盛により、今までグループ指導ではチャンスがなか

ったタイプの学生さんが活躍していて、生徒たちはその薫陶を受けてい

ますよね。


可能なら、そんな先生方に大人のお客様である保護者様とコミュニケー

ションをとる機会を計画的に設けていってはどうでしょうか?

自教室の強みを分析すれば何か無理のないコミュニケーションチャンス

が見つかると思います。

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