【自己紹介】スタディギア担任教師のあべと申します

Twitterアカウント : https://twitter.com/StudyC_official

▼はじめに
 保護者の方々の願いが「子どもに有意義な人生を送ってほしい」であるかぎり、「教育」は大きな関心事であり続けます。そして、子どもたちの「まなびのココロ」を開ける可能性があるかぎり、「教育」の挑戦は続きます。私自身、20代の大半を学習塾講師として教育現場にいた経験の中で、保護者の方々の思いに応え、そして何よりも「まなびのココロ」を開くためには何が必要なのかを自分に問いかけてきました。その答えを探し求めて、現在は学習動画配信サービス「スタディギア」の運営に携わっています。ここでは、私のこれまでに触れながら、このプロジェクトにかける思いをお伝えできればと思います。

▼つぎに
 私はこれまで10年間ほど学習塾講師として子どもたちと接してきました。子どもたちの心の成長に直に関わり、思考力や想像力を広げたり、精神力を高めたりする手助けができる、とても有意義な仕事でした。
 しかし、学習塾講師としての経験を重ねる中で、日頃感じていた疑問が大きくなっていったのも事実でした。授業時間やカリキュラムなどに起因する時間的な制約……子どもたちに自由な発想をうながす展開は、入れ込めても授業1コマで1つか2つ。消化しなければならない学習テーマや問題との戦いです。もちろん、受験勉強を最大の目的にしている学習塾でしたので、それは仕方のないことではありますが、学びに興味を失ったまま縁が切れてしまった子どもたちの顔が浮かびます。学習塾に通えるという比較的恵まれた状況にありながらも、学びの道しるべを示してあげられなかったことが悔やまれます。
 そのような問題意識を抱えながら過ごしていた折、偶然「スタディギア」プロジェクトの求人を目にし、直接話を聞きました。

「何となくでも、何かの教科や分野が好きだと感じるのはなぜか?その大元に迫りたい!」

子どもたちの興味関心を学びと結びつける、おもしろさ重視の新しいフロー型教育メディアをつくる……そんなプロジェクトのビジョンに自分の思いが重なり、学習動画配信サービス「スタディギア」への参加を決意しました。このプロジェクトが、よりたくさんの子どもたちの「好き」のきっかけになれるなら、「きらいじゃないかも」のきっかけになれるなら……Twitterのような手軽な感覚で、子どもたちが自分の時間で自由に学びに接することができるなら、「次の動画をタップしてみる」それだけでも、勉強が苦手な子どもにとっては十分に積極的な学習体験を演出することができる……ついつい誰かに話したくなるような話題が学習動画に盛り込まれていたら、子どもたちの間で、それぞれのご家庭で「学び」を構えることなく共有できる……可能性は芋づる式に広がっていきます。

▼おわりに
 実は、私はドロップアウト組です。高校中退を経てからの大学・大学院進学と、少し “曲がった” 歩き方をしてきました。突如として湧いてきた「何のために学習しているのか?」という問いに自分で答えられなくなったあのときから、数百年前の英語の文法にとりつかれて、大学院に進学したときまで、一度は閉じた「まなびのココロ」が再び開く過程を身をもって体験しました。勉強に後ろ向きになったとき、そこにある壁は自分の力で乗り越えなければいけないものであることはわかっています!ただ、そのときには何か助けになる者が必要です。「スタディギア」がそのような力になれるよう、良いものをつくっていきたいと思います!ひらけー!まなびのココロ!!

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