基礎からの新々総合英語(チャート式)のレベルと使い方を解説します

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チャート式は数学の参考書として有名ですが、実は英語でもチャート式は出版されています。
「基礎からの新々総合英語」というもので、学校で配られるケースも珍しくありません。
Forestやエバーグリーン、ブレイクスルー総合英語、総合英語Beといった参考書に似ていて、分厚い英文法の辞書のようなものです。
マイナーですがとても質が高い参考書なので、今回はご紹介させていただきます。
「基礎からの新々総合英語のレベル」「効果的な使い方」の2点を掘り下げて、解説していきましょう!
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基礎からの新々総合英語のレベル

チャート式英語には3種類ありますが、「基礎からの新々総合英語」は青い表紙のもので、最も難易度が高いです。
「基礎から」とタイトルに入っていますので、勘違いしてしまう人も多い事でしょう。
白い表紙の「ラーナーズ高校英語」が最も易しく、次に黄色い表紙の「デュアルスコープ総合英語」、そして「基礎からの新々総合英語」と続きます。

基礎からの新々総合英語は難関大学を目指す受験生向けで、早慶や東大・京大などで出題されることもある、難しい内容を多く収録しています。
かなり情報量が多い参考書ですから、難しい知識もたっぷり詰め込まれていて、入試の「難問」と呼ばれるような問題でも、対応できるケースが出てくるでしょう。

偏差値が60を超えて、文法の基本は完ぺきに理解したうえで、さらに上を目指す受験生におすすめの参考書です。
偏差値が52以下の人は「ラーナーズ高校英語」、50中盤~後半くらいの人は「デュアルスコープ総合英語」に取り組むと良いですね。
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基礎からの新々総合英語の使い方

まずおオススメしない使い方として、1ページ目からじっくり勉強していく方法。
基礎からの新々総合英語はボリュームがものすごく大きいですから、1ページ目から読み始めても、途中で挫折してしまう可能性がとても高いです。
こんなに多くの情報量を、頭に詰め込むことはできませんからね。
「英文法の勉強ってキツイ!」と、勉強が嫌いになってしまう人も見かけます。

おすすめの使い方は2通り。

1つ目は「辞書」として活用する方法。
問題集を解いている時や、学校や予備校の授業を受けている時など、文法のことで分からない知識が登場してくるケースも多いでしょう。
そんな時に基礎からの新々総合英語を開いて、辞書として活用していきます。
特に早慶レベルの問題を解いていると、難しい内容がたくさん出てきますから、1つ1つきちんと向き合って、基礎からの新々総合英語で解消していきましょう。

2つ目の使い方は「補強したい部分の集中的な強化」
基礎からの新々総合英語は解説がとても詳しいので、1からすべて勉強するのには向いていませんが、補強したい部分を集中的に学ぶにはとても効果的です。
苦手な部分や、志望校で良く出題される分野などを、徹底的に補強することで、得点を伸ばしていきます。

この2つの使い方で英文法の知識を補強していけば、難関大学で出題される細かい知識を問うような問題でも、対応できるケースが増えてきます。
入試本番までに1回でも多く基礎からの新々総合英語を開いて、1つでも多くの知識を吸収して、入試に挑みましょう。
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基礎からの新々総合英語まとめ

それでは最後に、ここまでお伝えした内容をまとめましょう。
基礎からの新々総合英語は難関大学の対策用の参考書で、かなりボリュームが大きいので、1ページ目から勉強していくものではありません。
辞書のように活用したり、補強したい部分を集中的に勉強したりして、文法の知識を広げていきましょう。

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