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初心者カメラ講座してきました

みなさんこんにちは。野村です。
今回は2週間程前に、おなじみのni-coriさんで第二回カメラ講座をやってきました。前回はスマホ撮影講習だったので、光と構図について説明するだけでよかったのですが、今回は一眼を使ったカメラ講習ということで、いっきにレベルアップしました。参加者も2組はスマホ講習からのお客様で、僕が思っている以上にカメラへの関心が高いと改めて実感しました。
そんなこんなで第二回カメラ講座について記事にしていこうと思います。

前回のスマホ講座のブログはこちら

悩みどころもありました

当日の流れとしては、1時間ほどワークショップスペースで座学をした後、隣の託児スペースで遊んでいた子供達と親御さんが合流して、近くの神社でロケーション撮影で実践という流れとなりました。
そこでまず悩みが発生しました。勿論この悩みというのは、お店の新人スタッフにはカメラを教えていますが、ちゃんとしたカメラ講座などやったことがない僕だからですが。
まず、1時間ではカメラは覚えられない(笑)
新人スタッフはカメラを覚える為に何時間も練習したり、暗記したりして、ちょっとずつ覚えていきますので、1時間お話を聞いただけで写真がパパッと撮れるようにはならないのです。
しかも更なる悩みが、1時間でカメラを教えるとして、「深いことは知らなくていいから、とりあえず秋のイベントで撮れるようになりたい人」「カメラを趣味として、しっかり覚えていきたい人」が混ざってるのです。
深いことは知らなくていい人にとっては、細かいことに触れずに、できるだけ簡単に短時間でいい感じに撮れるようになった方がいいし、カメラを趣味にしたい人にとっては、何回かの講座に分けて、しっかり教えていった方がいいしで悩んだのですが、色々とni-coriさんに相談させていただいた結果、今回は簡単に写真を撮れるようになってもらって、秋の運動会や七五三で、すぐいい感じに撮れるようになってもらおうという目的となりました。


最低限覚えておくといいこと

1時間の座学では教えきれないので、勿論この記事でも教えきれないですが、簡単にその時教えたことを掻い摘んで説明しようと思います。
まず光が大事なのは大前提で、それは前回の講座で説明しています。
その上でその光の量を表す「露出」についてまずは説明しました。

①ISO
ISO感度とも呼ばれて、どれだけ光を捉えるかの数値です。よくスマホのCMで高感度カメラで夜景もバッチリ的なのを見たことあるかと思いますけど、それはISO感度が高いから、暗いとこもキレイに撮れるよという意味です。

ISOの数値を上げると、写真が明るくなりますが、画質が悪くなります。
ISOの数値を下げると、写真が暗くなりますが、画質がキレイになります。


②シャッタースピード
シャッタースピードとは光をカメラで読み取るときに、シャッター(お店のシャッターみたいなやつ)が空いている時間のことです。
シャッタースピードの数値を下げると、光をを読み取る時間も増えるので明るくなります。
それ以外に、みなさんご存知だとは思いますが

シャッタースピードを下げると、明るくなりますが、手ブレや、被写体ブレが起こります。
シャッタースピードを上げると、暗くなりますが、すごく早く動いているものが止まって撮れます。


③絞り
動物の瞳孔みたいなもので、レンズの中の幕が光の量を増やしたり、減らしたりするものです。

絞りの数値を下げると、明るくなりますが、ピントが合う距離(被写界深度)が小さくなりボケやすくなります。
絞りの数値を上げると、暗くなりますが、ピントが合う距離が大きくなりボケにくくなります。


結論

これらのことを見てわかる通り、これが正解!という考え方はありません。
例えば、ISOは画質がキレイになるなら数値が低い方がいいと思うかもしれませんが、明るくしたい時や、あえて画質を悪くして粒子の荒れた写真を撮りたい時はISOを上げます。
シャッターはブレるなら数値を上げた方がいいと思うかもしれませんが、明るくしたい時や、花火などわざとブラして撮りたい時は下げます。
絞りはボケた写真がキレイな写真だし、明るくなるから、数値を下げた方がいいと思うかもしれませんが、ピンボケのミスも増えますし、ボカしたくない風景写真など撮る時は数値を上げます。
結局、自分がどんな写真を撮りたいのか。それによってそれぞれの設定は変わりますし、それを考えて撮るのがカメラの醍醐味です。
そして、ISO×シャッタースピード×絞りの組み合わせが露出を決めるのです。


ただこれらをマスターするには少し時間がかかります。ということで、僕がオススメする結論は「Pモードで撮ろう!」です。
Pとはプログラムというモードで、多分どのカメラにもあります。
まずはだいたいカメラに設定してもらってから、細かい微調整を自分で変更するのがいいのかなと思います。
これもどのカメラにもありますがAモード(絞り優先モード)や、TモードやSモード(シャッタースピード優先モード)も、いいと思います。
まずは自分が使いやすく、ちょっと考えて撮るのが、最初のうちは楽しみも感じやすいと思うので、ぜひみなさん使ってみて、秋のイベントで大活躍してください。

野村牧人


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