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POSY振袖戦略

どーも、まさきです。

今回は今までの記事とは趣向を少し変えたものを書いていきたいと思います!
僕はマネージャーとして現場のことをしながらも、CEOと共にマーケティングやブランディングについても考えています。
その中で振袖のダイレクトメールによる集客について今回はお話ししていきたいと思います。
マーケティングを勉強している方からしたら当たり前の内容だと思いますのでそういう方はこの先は読まなくても大丈夫です!



まず初めに、自分が振袖商戦で思っていること

振袖のダイレクトメールともなると成人を迎える3年も前からいろんなお店からご自宅に届き始めます。この振袖商戦は年々早まっており、今では高校2年生の段階で振袖を決めてしまう子もいます。
この動きに正直自分は疑問を持っています。高校2年の17歳と大学1年の19歳は年齢にしたらたった2歳ですが、感性も多感な時期で、高校生から大学生と環境も大きく変わり、関わる人も高校時代とは変わる時期だと思います。更には高校時代アルバイトなど禁止の学校に通っている子はアルバイトを始め社会経験を積み人間的にも成長することもあると思います。そんな変化の多い時期に関わるのに変化前に決めてしまっていいのだろうかという疑問。振袖業界の各会社が勝ち抜くためにお客様、お嬢様の立場にを考えずに勧めているんじゃないかなぁと考えることもよくあります。その時の感性と数年後の感性が同じかどうかわからないのに、良い着物がなくなりますよーなんて言って決めさせることにすごい嫌悪感を最近抱いています。もちろん、その時に見たものがすばらしいと感じて決める方もいらっしゃると思うので否定をしているわけではありません。ただ、もう少しお客様目線になった時にちがう方法があるんじゃないかなという風に考えています。



それでは本題に入りたいと思います!
POSYのダイレクトメールはたくさん届く中から目に止めてもらい、開いて頂くための努力をしています。
そのポイント3つに分けてお話していきたいと思います。

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まず1つめは、「ダイレクトメールを最初に手に取る人を想像する」

多くのダイレクトメールは自宅の郵便ポストや、玄関口に届きます。そしてその郵便物の仕分けだったり、見たりするは、ほとんどの家庭がお母さんだと考えています。そのお母さんの目に止まることがなければほとんどのダイレクトメールはゴミ箱行きになってしまいます。実際に撮影に来て頂いたお客様にヒアリングをしたらこのような答えが返ってきました。なのでPOSYのダイレクトメールはお母さんをターゲットにした作りとなっています。デザインもシンプルで落ち着いたものですし、キャッチコピーもお母さんに向けたコピーにしています。中面の校正も成人式までのスケジュール感などを掲載することでお母さんに見てもらい好感を持ってもらう作りとなっています。そうすることでゴミ箱行きにならず、結果お嬢様の手元に行き、来店の確率が上がるという考えの元作成しています。



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そして2つめは、「写真」

多くのダイレクトメールはプロのモデルを使い、とてもきれいな写真を使うことがほとんどです。いわゆる宣材写真です。もちろん目に入れるものなのでキレイ、美しいに越したことはないのですが、それでは着物やモデルの勝負になってしまうのでPOSYでは宣材写真は使いません。フォトスタジオをということもあり、写真には自身を持っているので自社で撮影した写真だけを使って作成します。尚且、モデルさんは同年代でPOSYを利用したことのある子から選んで撮影をしています。そのほうが親近感が湧いたり、ダイレクトメールを見るお母さんもお嬢さんの姿を想像しやすいからです。



2021前撮り_A2変形_巻3つ折り_左開_表面_表記あり

2021前撮り_A2変形_巻3つ折り_左開_裏面

最後3つめは、「デザイン」

振袖世代のお嬢さんを持つお母さんに好感を持ってもらいやすいデザインを意識して作っています。シンプル且つ、知りたいであろう情報をわかりやすく掲載しています。多くのダイレクトメールは衣裳をメインとしたデザインになっていますが、POSYはフォトスタジオなので自社で撮影した写真をメインに校正されています。そしてお母さんが気にしている成人式当日までのスケジュール感などをデザインし、掲載することで興味を持ってもらい、結果ゴミ箱行きにならずお嬢様の手元に届き、来店の確率が上がるわけです!



いかがだったでしょうか。
皆様のお手元に届くダイレクトメールはいろんなことが考えられているんですよw
実際に届いたダイレクトメールをちがった視点で見るといろんな発見があると思いますのですぐに捨てずに目を通して見るとおもしろいんじゃないかって思います!

それではまた!!

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