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ストレスをプラスの力に変える

どーも、まさきです。

今回はストレスを力に変えるというお話をしていきたい思います

ストレスで胃が痛い、体がだるいなんて経験、誰しも一度はありますよね。
ストレスは心臓病や脳卒中、うつ秒の原因になると言われています。
ストレスを解消するために、飲みに行ったり、好きなアーティストのコンサートに行ったり、絶叫マシンを乗りに行ったり、私たちは色々な方法を試します。
一般的には悪いものと考えれているストレス。
しかし、ケリー・マクゴニガル著の「スタンフォードのストレスを力に帰る教科書」では、「ストレスは体に悪い」と思い込むことが、死亡のリスクを高めると言います。
これはいったいどういうことなのでしょうか?

ストレスは役に立つ?

「ストレスは体に良くないもの」という考えを180度切り替えて、「ストレスは体に良いもの」だとしたら、皆さんはどう思いますか?信じられませんよね。
私たちは今まで生きてきた経験によって、無意識に自分の中で価値観や判断基準を決めています。しかし、それがただの思い込みであったなら。。。
世界は違って見えてくると思いませんか?
物事はどうとらえるかによって、その物事から受ける影響は変化します。
ストレスを肯定的にとらえるか、否定的にとらえるかで、心身に与える影響も変わってくるのです。

3種類のストレス反応

私たちはストレスに対して、3種類の反応をします。

1つ目は逃げる方の「逃走反応」と戦う「闘争反応」です。

ストレスを感じると、怒りや恐怖で心拍数は上昇します。
全身が緊張して呼吸は早くなり、できることなら逃げ出したいと思います。
または追い詰められて「窮鼠猫を噛む」状態になるでしょう。
この「闘争・逃走反応」は五感が鋭くなり注意力は高まりますが、ストレスから逃げようとするので、理想的な解決策とは言えず、心身には良い影響を与えません。

2つ目は「チャレンジ反応」です。

ストレスを感じても、恐怖は感じません。心拍数は上昇し気分は高揚、集中力が高まり良いパフォーマンスを引き出します。
成功失敗に関わらず経験を糧にして、自身の成長に繋げていけるのです。

3つ目は「思いやり・絆反応」です。

自分の大切な人や仲間を守りたいという気持ちが高まり、恐怖よりも勇気が湧いて、他者への優しさや思いやりの心、コミュニティの大切さを再認識します。

ストレスが無いと人は不幸になる

「ストレスが無い人は幸せなんだろうな、、、」
こんな風に考えたこと、みなさんも一度はあるのではないでしょうか?
ところがこれが思い込みなのです。
ストレスが無く、目標や生きがいもない退屈な毎日を送っている人は、目的意識を持って、日々ストレスを感じながら生きている人よりも、病気で亡くなる確率が高くなるという調査結果がでています。
僕のばぁちゃんもじぃちゃんが亡くなってすぐに脳卒中になり、倒れてしまいました。いつもじぃちゃんのごはんを作り、仕事のお手伝いをしていたのがなくなり、ストレスが減ってしまったからだと思います。
ストレスが無ければ気楽に生きていけますが、充実感や満足感も同時に得られなくなってしまうのです。
逆説的に言えば、ストレスは人を幸せにし、満足感を味合わせてくれるのです。

ストレスに向き合う

今まで私たちはストレスは解消するものと考えてきました。
しかし、ストレスは避けるのではなく向き合うことで良い結果をもたらすというのです。試験前やプレゼン前には、緊張して心臓はドキドキ、呼吸は浅く早くなりますね。
そんな時「嫌だな」と思うのではなく、
「呼吸が早いのは大量の酸素を肺に送り込もうとしているんだ。心臓は身体中に血液を送って、身体にエネルギーを与えようとしているんだ。身体はストレスに対して準備ができている、あとは気持ちの問題だけ。勇気を持て!今やることに集中しよう!」
とストレスとの向き合い方を変えてみましょう。
そうすることで「逃走反応」から「チャレンジ反応」に変わるのです。

自分のためではなくみんなのために

僕たちは自然災害の多い国に住んでいます。災害が起これば自然と自分勝手な行動を慎みます。そして、復興に向けてボランティアに参加したり、寄付したり、自分のできることを探します。
自分のためだけの目標を追及していると、うつ病になる可能性が高くなるそうなんですよ。もっと視野を広げて、みんなのため、社会のための目標を追及していると、「思いやり・絆反応」が出てきます。
そしてストレスがあっても不安を感じることなく、精神的に安定し、他人に優しくなれるのです。

逆境が自分を強くする

苦しみや悲しみ、ストレスに襲われると、人は感情に押しつぶされてしまいます。そこで一度冷静になって「この苦しみからも学ぶことがあるはずだ」と、思考を切り替えます。そうすることでストレスと正面から向き合い、逆境による苦しみを、成長の糧に変換することができるのです。

ストレスは捉え方によってはプラスにもマイナスにもなるということが分かりましたね。
ただし、一部例外があります。
いじめや暴力、ブラックな職場からは、すぐにでも逃げましょう。
こういった理不尽なことからは回避するしかありません。
それ以外のストレスは、みなさんの見方・考え方ひとつで、成長の糧になるのです。
思考の切り替えは簡単なことではありません。それでも試してみる価値はあると思います。

それでは、また!

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