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上司と部下の関係性

どーも、まさきです。

僕もマネージャーと役職を頂いていますので、お店で働くスタッフは皆「部下」ということになります。その部下との関係性がどのようにあれば健全であるのかを考えるようになりました。恥ずかしながらこの歳になるまで「部下」というものを持ったことがありませんでした。学生時代も後輩との付き合いはほとんどなかったですし、先輩となると後輩に劣っていては「舐められる」そんな風に思っていたので年下の子達には苦手意識を持っていました。自分を守るために、、、

マネージャーという役職を与えられている以上、その役を全うしなければなりませんので上司と部下の健全な関係性とは何か考えてみたいと思います。

同じような境遇にいる方の参考になればと思います。

上司と部下の関係性には様々パターンが存在します。

業務を遂行するためだけの淡白な関係や、個人レベルで親しい関係や、上司が服従させるような関係のようにたくさんの関係性があります。

監督者と作業者型

もっともシンプルな関係性です。職務遂行をするための監督する人と作業する人の単縦な役割分業になります。お給料をもらうために各々が責任を全うするそれ以上でも、それ以下でもない関係性です。

師匠と弟子型

組織内においてもっとも健全な関係性というのは「良きリーダーと良きフォロワー」です。お互いに信頼感をもってより高い職務遂行に向かって進んでいくことです。この関係性が深くなった時に、組織という枠組みを超えてお互いの利害関係も超えて、夢や志を追って道極めようとする人間同士の啓発するような関係性です。

王様と家来型

この関係性というのは組織においては不健全な関係性となります。向かっている方向が良い仕事をするためではなく、保身であったり、利権の拡大に向いている関係性なのです。

親分と子分型

団結力はとても強く、組織を大きく動かすために力を発揮することがあります。親分が子分を引き抜いて昇進させる関係性もあります。ただ、この関係性には問題もあります。子分が親分に逆らえないとうことがあります。昇進させてくれたり親分が子分のためにやってあげることもあるので、子分が親分の太鼓持ちになってしまったり、イエスマンになってしまうこともあります。このような派閥めいた塊は組織に膠着性を持たせることに繋がってしまいますし、親分がこけてしまったらその派閥のすべて終わってしまうのです。

健全な関係性とは何か

お互いの意識が「良い仕事」をすることに向いている必要があります。例えば上司が部下に仕事達成に不適切な指示を出された場合、遠慮なく意見を言うことができる。
つまり、仕事が上位に来て、上司の言動がその次にくると言うことですね。
仕事の達成を最優先にし、お互いが力を出し合い協力する。そんな関係が健全な関係なのではないでしょうか。


人間関係の能力(コミュニーケーション)を持てば健全な関係性になるのではなく、自らの仕事やほかとの関係において「貢献」を重視することで良い人間関係が持てるのです。上司になる人も部下になる人もすべてがパーフェクトな人はごく稀です。不完全な人同士が関係を持つのでお互いのことを見てしまうと欠点を言い合ったり、性格の避難をしたり、言った言わないの責任の押し付け合いで議論になってしまうのです。
なので、お互いをみるのではなく「仕事」だったり、「顧客」に目を向けることが大事です。その仕事や顧客に「貢献」することを意識することで、上司と部下の関係は健全になっていくのではないでしょうか。

もし、職場の人間関係に悩まれている方がいたら、人を見るのではなく自分がやっている仕事、さらにはその先を見ることで少しは改善されるかもしれませんね!

それでは、また!


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