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【DIY】半円窓に影絵を作る

スタジオオレンジの入り口の扉を開けると、正面に特徴的な半円窓があります。
大阪箕面のアンティークショップ「Antiques *Midi(アンティークス ミディ)」で見つけた物で、イギリスのアイアンゲートの上部分だそうです。
半円という形がめずらしくて、スタジオオレンジの外観が半円の窓が特徴なので、「半円と半円、足したら円だ」と何かしっくりくる運命を感じて購入。
元々の窓のある部分に設置しようということで、色々と考えていただいて埋め込みではなくて、開閉できるように仕込んでもらいました。重たいアイアンをこの状態にしてもらうのは大変だったそうで、ものすごく考えて考えて、作っていただきました。
ちなみに開閉時の写真はこちら。

冒頭の写真はプレーンな何もない状態です。裏側に本物の窓が見えています。風通し大事なので、これは開けれるようにしておきたかったのだす。そして蛍光灯を仕込んでもらったので光ります。
普段は、オレンジの布を貼ったり、フィルムを貼ったり、紙を貼ったり、イベント時にはプロフィールを貼ったり、色々と飾って使っています。
こんな感じです。これはカレーイベントの時の写真です。

光と模様を活かしたい

展示やイベント時以外の通常時に、先程も書いたように色々とやってみたのですが、どれもしっくり来てなくて。
何か良い案はないかなぁと、しばらく考えていました。
せっかく電気がつくし、光を利用したい。せっかくの枠の模様も活かしたい。と考えて、そうだ!影絵をやろう!と思い付きました。

色々試行錯誤している最中の写真。
これだとあんまり元の枠の模様が活かせない。
枠の模様を木の枝に見立てて、そこから葉っぱが生えている感を出すことにしました。(猫だけは残す。)
普段はわからないけど、電気をつけると影絵が出るよ!みたいな演出にしたい。

半円の布を縫う

浮き上がるためにはスクリーンが必要だなと思って、まずは白い布をこの枠に合わせて貼ることにしました。
半円て難しい。まず布を切るのが難しい。
縫代分を計算して、細かく長さを測りつつ、チャコペンに紐を付けて、中央で抑えて引っ張りつつ(手動コンパス)なんとか半円を描きました。
苦労の後が残る布。

縫代をアイロンで押さえて、ミシンでぐるりと縫いました。

なかなかぴったりに縫えました。
幕が出来たので、これに影絵になる物を貼っていきます。
黒の画用紙で調整しつつ切りました。
電気をつけた完成目前のものがこちら。

夕方以降の暗くなって電気をつけた時だけ、影絵が浮き上がります。(昼間でも電気をつければ浮かびますが。)
今までで一番良い感じです。せっかく電気がつくのだからとか、元の模様も活かせた感じがします。

布にアイロンをかけて、きれいにして、影絵も枝葉が埋まった完全な完成形は、ぜひ来られた際にご覧ください。

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