見出し画像

【DIY】展示台をカフェテーブルにリフォーム

ギャラリーで使用するために展示台があります。置物の展示(陶器とか)もあるかと思い、最初の段階で多めに作っていました。壁に付けてぐるっと一周分使えるようにしていました。

画像1

大工さんが作業をするのに、たくさん板を積んで置いている台を見て、重いものを載せても平気なんて素晴らしい台だ、これにしよう!と決めたんです。重さに耐えれる方が何かと良いと思いまして。

その展示台をカフェのテーブルとしてそのまま使用していました。
使ってみるとデメリットがあって、上からの力にはとても強いんですが、横からの力に弱い。
ちょっと押すと動いてしまうのですよね。展示の際は壁付けも多かったので問題ないんですが、カフェテーブルとしては難あり。
床が古材を使っているのも相まってガタガタと不安定になってしまうのです。
また実際は、壁に飾る展示の方が多く、台に置く展示のパターンはそんなに多くありません。
そこで、いくつかカフェテーブル専用に改造しても良いかなとなりました。

画像2

↑ちなみに改造前は、ホワイトのオイルステインを塗って、クリアで仕上げています。その時に使用したのは下記の塗料です。

オスモカラー(オスモ&エーデル株式会社)のウッドワックス ホワイトスプルース
オスモカラー(オスモ&エーデル株式会社)のノーマルクリアー

塗装を剥がす

塗装を剥がして、新しい色を塗り、別の脚を付ける、という段取りです。
見た目の色も変えた方がカフェテーブルらしいよね、ということで、塗装を剥がします。手動はたいへんなので、サンダーで一気にヤスります。

画像3

・仕上サンダーBO3710(株式会社マキタ
集塵できるダストパック付きのものです。小型で扱いやすく、音も割と静かめ。

画像4

左から、80番120番240番です。240番のみポリネットタイプです。
80番の粗いので塗装を剥がしてから、120番、240番と順番にきれいにならしていきます。
紙やすりよりポリネットのアミアミタイプの方が、ヤスった木屑が集塵しやすくて後片付けも楽です。
サンダーで頑張りましたが、それでも大変に大変でした。しんどい。

画像5

右がサンダーをする前で、左がサンダー後のほぼ元の木です。
展示台に使った当時の木材の残りがまだあったので、それも2人用カフェテーブルにします。

画像6

こちらはまだ一度も塗装していないので、240番で軽くサンダーをかけるだけです。

一度塗装したのをやり直すのは大変。塗装せずに残っていた木材はさっとヤスるだけなので楽。
家具のリメイク屋さんて本当にたいへんだろうなぁと思いました。

オイルステインで塗装

なんとかヤスリ終わって、オイルステインで塗装。
今回は床の方に近い色に合わせました。前の(ホワイト)と印象をガラッと変えたかったので。

画像7

WATCOオイルのW-10エボニー

剥がしてやすって塗ったので、思ったより濃く色が入りました。

画像8

塗装を剥がさずに、普通にヤスってから塗ったものと比べると、ちょっとだけ濃い(ような気がする程度)です。

画像9

左が塗装をヤスって塗ったもの、右が素の木に塗ったもの。写真だとかなり違うように見えますが、実物はそこまでわかりません。
右を2度塗りすれば、同じ濃さになりそうですが、濃すぎるのはイメージが違うのでこのままにします。

私が雑い(ざつい)ので、元のホワイトが剥がしきれてないところが残っていたりします。だいぶヤスったつもりなのですが、ちらほら残ってました。

画像10

まぁ、ちょっとした汚れ感に見えて、想定範囲内です。
今回はクリアでコーティングせずにそのままです。
クリアを塗ると、水や汚れを弾いてくれるんですが、テラッとした光沢が出て風合いが好みでないので、そのままにしました。(光沢なしのクリアが手元になかった。)

アイアンの脚を付ける

あとは裏側にアイアンの脚をビス止めするだけです。

画像11

アイアンの脚は楽天のインテリアショップ フィットさんで購入。(ちょうど楽天スーパーセールだった。)
溶接できないと自作は不可能ですもんね。

画像12

インテリアショップ フィットのアイアンレッグ
ビスも同色の黒いものが同包されていました。長めと短めと2種類入っています。

画像13

完成です。元々の展示台の感じとだいぶ変わりました。
このテーブルでコーヒーを飲んでいただけます。(来年からです、今はまだ。)
アイアンの脚もなかなかしっかりしていて良かったです。買ってみようか悩んでいる方は、実物を見にきてみてください。

【完成品を見るための地図】

画像14


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?