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ペンは何を使っているの?②

ボールペンで描く事が多いのですが、一口にボールペンと言っても多種多様にあるわけで、どれがどうなのか?は使ってみないとわからない。

今回は私がたくさん使ってきたボールペンの中で、実際に現在も作品制作に採用されているものを紹介します。

◆良かった点

ハイテックは0.25mmと言う細さが魅力です。
そもそもこの細さで文字を書く人がいるの?需要ある?
細すぎて読めないのでは?と思う程に細い。
特に細かい描き込みに適しております。

◆気になった点

その細さ故、ペン先が硬いので紙を傷つける可能性がある。
その細さ故、ペン先が曲がりやすい。
紙を削ったカスが詰まるのか、インクがあるのに使えなくなる時がある。
売ってるお店が少なくなってるらしい。

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ベタ部以外はHI-TECで描いたものです。


良かった点

顔料インクを使っているので耐水性、耐光性に優れている。水ににじみにくくて、紫外線などの刺激に強いから色あせしにくい。
その圧倒的「耐水性」の顔料は水に溶けない物質、なので濡れても描いた線が無くなりにくい。

ペンの太さも他には0.35mm・0.38mmがある。

黒の発色がとても綺麗。

◆気になった点

ペン先の中でボールが転がるから滑らかに描けるのはとても良いが、
稀ではあるが、ドボッとインクが出る事がある。
環境にもよると思うが、若干渇きが遅い。

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100%シグノで描いたものがこちら。


良かった点

1本で濃淡が幅広く表現可能。
軽くてラバータイプなので疲れにくく滑りにくい。

◆気になった点

ペン先のインクを定期的に拭いてあげないと、
インク溜まりが出来てしまう。

黒が黒ではなく、濃いグレーっぽい。

博打

100%ラバー80で描いたものがこちら(カラーは除く)

以上の3種を基本として使っています。
これら単体で使うのも良いですが、合わせて使うのもまた面白い。
あくまでもこの記事での気になった点は、商品が悪い
と言うことではありません。
使った結果私はこんなことを感じたと言う意味ですので、
あなたにとっては文句なしのベストパートナーになるかもしれません。

ただ、一番大事なのは『正解は無い』と言う事。
あなたが何を使って描こうと、それがあなたの作品。
拘っても良し、毎回色々試しても良し。

創作は『道具も自由』なのだから。

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