モノクロ写真のカラー化について考える
最近身近になったモノクロ写真のカラー化。一体どうなのでしょうか?という実証をしていきたいと思います。世の中大体のものがカラーで残せるようになったので一概にこれが正しいのかどうかは判りませんが一つの見解として・・・
カラーはこれなのか?
いつもの写真をPhotoshopではなく別のアプリでモノクロ化
Photoshopだとどうしてもカラー情報が残りそうだったので携帯のアプリ「Monochromia」にて写真をモノクロにしてパソコンに転送します。
Photoshopの生成AIを使います
モノクロ化した写真をまずはPhotoshopで読み込みます。
カンバスサイズの設定をせず開く場合は・・・Windowsの場合はデスクトップ上にPhotoshopのリンクを作ってその上に画像を載せると開きます。
Macの場合はDocksにリンクを作ってアイコンの上に画像を合わせます
今回はフィルターにありますニューラルフィルターを使います。
ウインドウが開きました。
いよいよカラーにします
このメニューの下部の方にあるカラー化で自動的にカラーにします。
するとこのような結果に
比較しても判りますよね・・・
看板の黄色が無くなっていたり、右建物の彩度があまり出ていなかったり、
空がここまで濃くないし、先日書いたブログの延長線みたいなものですね。
試しに別のサービス・・・Data Chefにて画像をカラー化してみます。
すると
まだ黄色とかの発色はあるので良いのですが、やはり彩度が抜けていたり黒が赤だったり空が濃かったりともう少しな感じですね。
私的結論
再現とか考えるとやはりまだAIの世界は学習の中なのかなと思います。
でもAIのデータ蓄積は無尽蔵なのでいつの日か・・・今見たものと同じ色を再現してくれるはずです。多分5年くらいはかかると思います。人工知能が一般化するのに手塚治虫先生の漫画での発案から考えれば60年はかかっているし・・・
例えば坂本龍馬の写真をカラーにしても当時の色を知っている人は現存しないし、色までの文献は残っていない。のでこんな色ではないというよりこういう表現なのだなという感じで見るのが一番かなと思います。
Photoshopのネタばかり書いていますが
弊社のスタジオでは収録も配信もできるようになっております。
見学でもいいのでぜひ一度いらしてみてください。