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ニューラルフィルターを試す

PhotoshopもAIで画像生成できるようになってどこに進むのか・・・それはわかりませんが、多分色々簡単になっていきAIで仕事を楽にしてくれる様なツールの一つになるかと思います。


ニューラルフィルターとは?

機械学習がクリエイティブに侵入してきた

ニューラルフィルターは、Photoshop 内の新しいワークスペースです。Adobe Sensei の技術を活用した機械学習を使用して、わずか数クリックで難しいワークフローを大幅に削減できるフィルターのライブラリを備えています。ニューラルフィルターは非破壊的な生成フィルターを試すことができるツールで、クリエイティブなアイデアを数秒で探索できます。ニューラルフィルターは、元の画像に実際には存在しない新しいコンテキスト上のピクセルを生成することで、画像を改善するために役立ちます。

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/neural-filters.html#about-neural-filters

つまり、今までいろいろと「ゆがみ」だのフィルターギャラリーから色々選んで作っていたものがこの処理で大半が済んでしまう。という話らしい。
たまには何か違う写真でやってみます。

さっそく実行


新幹線の車窓から撮った富士山の写真を使っていきたいと思います。
まずは調整ですね。車窓からなので窓の色を削除します。どうやるかは・・・
Photoshopに写真を読み込んでどこか左下の2色の上をダブルクリックしてカラーピッカーを立ち上げます。そして白い場所と思われる写真のカラーをピック。(この写真の場合は手前の家のカラーをピックします。)

出来ましたら新規レイヤーを作ってALT+Delで全面に塗りつぶします。

この塗りつぶしたものを・・・除算合成します。
これはホワイトバランスの考え方なので次回のブログに書こうかと思います。ので説明は省きます。

これが出来たら元素材をコピーしてコピーと除算したものをレイヤー結合します。(塗りつぶしたものもコピーしておくといいでしょう。やり直しが面倒なこともあるので元素材は必ずコピーしておくといいでしょう。元素材が1つしかなくコピー置忘れとかあると絶望なので必ずもとでコピーするかレイヤー内でコピーをしておきましょう。)

これで準備完了です

ニューラルフィルターを開きます

フィルター→ニューラルフィルターを開いて・・・今回はスタイルの適用を使います。富士山だし・・・スタイルの中に・・・富嶽36景の山下白雨があるので今回はこれを使ってみます。写真にこのような感じの雰囲気が出るということなのでしょう。
因みに赤富士は残念ながら写真を持っていないので人生のどこかで撮影出来たら・・・

by CANON CREATIVE PARK  https://creativepark.canon/meiga/artmap/fugaku36.html

すると・・・
初期値でこのような形に。そりゃそうだよな・・・江戸時代にこのような工場や住宅は無かったからな・・・樹海は知りませんが・・・

これで硬さやディテール 不透明度などを調整して好みにしていきます。
現代における葛飾北斎はこの世な感じになるのでしょう。

カスタムを試す

自分の描いた絵などを充てることもできますが、ここはひとつ・・・
ムンクの叫びを使ってみたいと思います。

出展:Wikipedia

微妙でした・・・なんとなくな空気がありますがね・・・

と、色々なことを試しながら日々精進しております。

最後に宣伝です

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