堀川実験劇場vol.1「チロルの秋」「薔薇」

7月に諸状況で延期なりました公演。四条堀川交差点近くにあります「堀川の家」(京町家)での柿落とし公演です。

️「堀川実験劇場」公演VOL.1@堀川の家

✴︎「大正、昭和、平成、令和と生き続ける近代劇作家の巨匠二人」
◉犀利で陰鬱に富む知的対話、ビターで大人の恋愛劇「チロルの秋」 (1924年の作品)
舞台は1920年の晩秋。
オースリアの国境に近いチロル地方の小さな村の小さなホテル。
同じホテルですれ違う程度で見知らむ二人が、旅立つ前夜にごっこ遊びを始める。
二度と再会はしないという誓いの元に、久しく別れていた恋人同士が再会。そんな設定で会話が進む。その結果、現実と夢遊びが交錯し二人の間に奇妙な空気が流れていく。

◉機知に富んだ恋愛心理劇「薔薇」(1936年の作品)
「夏子は死んだ」
あれは事故だったのか、それとも・・・。
真実を確かめに、真実はどこにあるのか、菅は杉江の元へ向かう。
夏子と菅の関係は真夏の雨と光の中の恋だった。
二人は結婚する。神村と杉江もまた。
しかし、恋は長くは続かない。
遡る過去、後悔の雨の日、永遠の誓い、そして別れ。
愛はやがて形を変えていく。

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