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デジタルハリウッドを修了しました(7)


1ヶ月面談、ライブ授業やイベントなど

講義の話へ移る前に、1ヶ月面談と講義以外のライブ授業やイベントなどについてまとめます。
受講時期や通っているスクールによって事情が異なる可能性があるのでご了承ください。

順調にカリキュラムを消化していれば、デザインカンプの課題を提出した前後で入学から1ヶ月ほど経っています。カリキュラムに遅れがあると進捗にアラートがつきます。
次は、いよいよHTMLのコーディングですが……その前に、トレーナーさんと1ヶ月面談があると思います。
私は、すべての講義はオンラインで進めてきましたが、この1ヶ月面談は対面で行いました。顔合わせ会以来の教室への登校となります。おそらく、オンラインで面談もできると思います(要確認)。
デジハリに通って1ヶ月間どんな案配だったかを、いろいろお話しすることになります。とはいえ、この時点ではHTMLのことはほとんど学習していないので、あまり話すことも無いかもしれません。
動画学習でも特に問題なく進められていることや、Photoshopの操作には難儀したみたいなことを話したような記憶があります。
逆に言えば、この時点で学習の進行に問題があるようなら積極的に話した方が良いかもしれませんね。

懇親会

デジハリでは、たまに懇親会があります。私が在学中にも何回かありました。デジハリ札幌は大通のド真ん中にあるので、だいたい19:00前後にすすきの周辺で行われます。
若者の飲み会離れとかいわれる昨今ですが……とりあえず入学して、最初のタイミングで開かれる懇親会は参加してみてはいかがでしょうか。
「どうも、お初にお目にかかります」ぐらいのカンジで、参加のハードルは意外と低めじゃないかと思います。トレーナーさんたちも、そこのところは配慮してくれていたような気がします。

話は逸れますが……私が新入社員だったころは勤めた会社が技術系だったせいもあって、わりと飲み会でも仕事の話ばかりでした。
といっても、昔の武勇伝とか、オレ様の苦労話みたいな悪い酔いしかしないアレではなく……。
流行っているプログラミング言語とか、自分の開発で詰まってるところか、仕事をうまく進める方法とか情報交換の場みたいになっていました。部署を跨いで話をするので、プログラムに全く縁の無い新入社員の私でも、いろいろ話を聞くことができました。
あの頃の飲み会は楽しかったです……老害仕草で申し訳ありません。

とまあ、そんなカンジで、飲み会の楽しみ方は人それぞれです。懇親会が楽しいかつまらないかは参加してみないと分かりません。参加者や環境が変われば印象も変わるかもしれません。とりあえず1回だけでも、参加してみても良いんじゃないかなと思ったりしました。

卒業制作発表会

卒業制作発表会は、在校生・卒業生問わず誰でも見学できます。
「まだ入学して1ヶ月しか経ってないのに、もう卒業制作の話?」と思われるかもしれませんが。デジハリを卒業するためには、絶対に避けられないのが卒業制作発表会です。

詳しいことは、後日改めて記事を書きますが、入学1ヶ月の時点で言いたいのは「できるだけ見学した方が良い!」ということです。
まずは、自分の卒業制作のための予習として見ておきたいです。
さらに、自分以外の受講者=同業他社(他者)が、どういう考えでWebを制作しているのかを知ることができます。
必ず、発表の後にはトレーナーさんの説明もあります。同業の先輩が何を見て、何を感じているのかを聴ける貴重な機会でもあります。
卒業するには、以下の3つの発表会を行います。

  • 企画発表会

  • 中間発表会

  • 講評会

どの発表会でも自由に参加でき、予約も不要です。ZOOMであれば発表会のタイミングでログインすれば視聴できます。ライブで視聴できなくても、後日アーカイブで視聴できます。

たぶん入学1ヶ月の時点では、さっぱりわからないことだらけだとは思います。でも、他者の考えを直接聞くことができて、先輩の意見まで聞けるというのは、授業料にも替えられない貴重な機会です。
一回あたりの発表は30分程度です。せっかくデジハリに入学したのだから、可能な限り時間を作って視聴することをオススメします。

ラジオ代わり

ちなみに私も入学当初はさっぱり話が分からなかったです。
それでもラジオ代わりぐらいの気持ちで聞き流していて、卒業後の現在もラジオ代わりに話を聞いています。
最初は分からなくても、いずれは骨身に染みて理解できるようになるはずです。

課題フィードバック会

1ヶ月に2回行われるので、入学してすぐに目にするかもしれません。
スケジュールは決まっており、発表者は事前に参加申し込みをします。在校生・卒業生(在校生の席が優先)どちらも参加可能です。
自分で作った作品をトレーナーさんをはじめ、教室にいる受講生たちにもお披露目してフィードバックをもらいます。ZOOMでのオンライン参加も可能です。
在校生であれば課題自主制作したもの、卒業生であれば自主制作案件で制作(クライアントの許可必須)したものが対象となります。

先日も書きましたが課題提出に時間をかけるよりも、この課題フィードバック会に向けて課題をチューンナップ、または課題に沿った自主制作をした方がカリキュラムの消化が楽になると思いました。
フィードバックといってもバキ打ちのような厳しいものではなく、わりと和気藹々とした空気感で行われるので、そんなに恐れなくても良いかと思います。空気感を知りたい方は、まずは見学から始めると良いのではないでしょうか。

月1デザインワークショップ

(私は参加したことありません)
これも入学後すぐに目にするかもしれません。
スケジュールは決まっており、事前に参加申し込みをします。在校生・卒業生(在校生の席が優先)どちらも参加可能です。
月に一回、主に月末の日曜日開催されるデザインワークショップです。2時間という短い時間の中で「講座」「制作」「発表」が行われます。
課題フィードバック会が事前に自分で用意したものに対して、こちらはワークショップの時間内で作品を作り、さらに発表まで行います。
主にIllustrator、Photoshopを使ったものが多いようなので、グラフィックワークでアプリの操作に自信が無い方は、参加して手を動かす機会を作るのも良いかと思います。

ライブ授業

トレーナーさんやゲストが経験談を話すライブ授業があります。カリキュラムの動画は事前収録だったのに対し、こちらはライブで行います。在校生・卒業生(在校生の席が優先)問わず視聴できるという太っ腹です。
ライブ授業は基本的に教室で行われます。ほとんどはZOOMで同時視聴できます。さらに一部のライブ授業はZOOMの映像がアーカイブ化されて、後日視聴することも可能です。
参加費は当然無料です。授業料、払ってますからね!
まずは時間が空いたときに、たまたまライブ配信があれば覗いてみる(ZOOMは制限がないので気軽に参加できます)ぐらいのスタンスでも良いと思います。自分の進路や講義に関わることであれば、徐々に時間を作って見られるようにしていく、あるいはアーカイブを見るというカンジでいかがでしょうか。

ちなみにデジハリ横浜では、2024年1月21日に伊澤彩織さんをゲストにお招きしたという、とんでもなく羨ましいライブ授業もあったそうです。

ワーク型ライブ授業

トレーナーさんと一緒に手を動かしたり、参加者同士で共働しながら進行するため、アーカイブ化されません。
テーマに沿って講義を受けながら、手を動かすワーク型の授業はデザインワークショップに似ています。習得したい技術やポートフォリオの作品作りために参加すると良いと思います。
また、ブレインストーミングの練習など、作品作りというよりは制作現場での働き方を学ぶものもあります。チームで仕事をするときには便利な技術や知識なので、こういう機会に練習しておきたいです。
基本的には、興味本位で参加して十分だとは思います。ただ、HTMLのコーディングを習っていない段階でコーディングのライブ授業に参加しても取り残されてしまうので、学習の進行度には合わせた方が良いかもしれません。

講座型ライブ授業

基本的にトレーナーさんが話をする講座です。こちらはアーカイブ化されます。
カリキュラムのように技術的な講義の内容もあれば、トレーナーさんの体験談や働き方に関するお話しだったりもします。
先述した飲み会の話ではありませんが……業界の先輩たちの体験談は多くの示唆があります(武勇伝ではなくて、お仕事の話です)。
せっかく授業料を払っているのだから、こういうお話を聴く余裕が持てるスケジューリングができると良いですね。

本部ライブ授業

デジハリの本部が開催するライブ授業です。デジハリ札幌に通っていても、全国向けの配信があるものなら視聴できます。
デザインやアプリの使い方だけではなく、もっとマクロな視点で仕事をすることについての話もあります。
転職やフリーランスを目指す人の考え方とか、厚生労働省が推進するジョブ・カードの話は、このライブ授業はじめて伺うことができました。

参加できる機会が少ないのと、あまりアーカイブ配信されないので視聴のハードルは高めです。でも、地方都市に住んでいたらお会いできないような方や界隈でも名のある方が登壇され、クオリティの高いお話を伺えるので時間を作って視聴する価値はあると思います。

コンペ

(私は参加したことありません)
デジハリが開催する得国内を対象とした全国コンペと、デジハリ札幌内のコンペがあります。

こちらは2020年4月と、かなり古いのですがデジハリが全国の在校生向けに行ったコンペの告知です。

コンペで選出されると、表彰されたうえで賞品がもらえたり、自分の作品がグッズ化されるなどの栄誉がいただけます。もちろん、ポートフォリオには大々的に記載できるでしょう。
当然、レベルの高い参加者ばかりで気後れするかと思います。正直、私も恥ずかしくて出展できませんでした。
とはいえ、コンペ用に定められたレギュレーションに沿って相応しい作品を作る、というのは実際の制作現場でも求められます。コンペや相見積もりがある案件は珍しくありません。思い切って挑戦する価値はあると思います。

その他のイベント

デジハリ札幌では、講義だけでなくトークショーやイベントなどがありました。

2023年に行われた、デジハリ在校生・卒業生の求職者が、企業の採用担当者に自分自身のプレゼンを行うマッチングイベントです。

こちらは2024年3月に行われた、ソニーストアとの共同企画の様子です。このように企業とのコラボイベントもあるようです。
こういったイベントは、デジハリの連絡用ツールで情報が共有されるので、卒業生でも参加できます。

「まだ通い始めたばかりだし…」と自信が無い人でも、とりあえず情報として押さえておいて、いつの日か自分も参加を目指せるようになると良いですね。

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