ライブ配信のトラブル&リカバリー
ライブ配信っていつまでたっても緊張感が半端なくていつも指がプルプルしてます。
あの三谷です。
ライブ配信の醍醐味はトラブルだ!
最近ライブ配信始めた知り合いにそう言い張っている僕です。
だが!
そんなもん(自分に)起こって欲しくないよね?よね?
でも起こっちゃうんだなぁ。。。
久しぶりに盛大に機材トラブル起こったので反面教師として共有したいと思います。
■機材トラブルは突然に...
まずはこちらの動画をご覧ください。
お分かり頂けたであろうか?
音が・・・音が・・・この心を何に例えよう
盛大に音声の機材トラブルが起こり僕の心は砕け散ったのでした。
関係者の皆様改めて申し訳ございません。
〜その後〜
これは絶対Windowsが悪いんや、Macがメインの僕がWindowsを使うことによってMacの神様がお怒りになったんや、と自分を戒めつつ状況改善するために怒りのWindowsクリーンインストール&Proにアップグレード。
同じシチュエーションで試したり、実際に配信した所問題も無くなったので、気分良くまたライブ配信を続けていくのですが。。。
〜突然の再発症〜
そんなこんなで、今度は別のライブ配信をやっておりました。
THE BED ROOM TAPEというNabowaのギター奏くんのライブ配信をYoutubeLIVEを気分良くやっていると
「なんか配信音声プツプツ言うてます」
と、bud music姉川さんから伝えられ、「そんなまさか...」とOBSを確認すると確かにかすかに定期的に聞こえてるではありませんか。
「プツ...プツ...」というノイズが。
まずはどこが原因か調べる為に、HDMIのアウトをチェック。
そっちは鳴っていない。
という事は、ATEM miniのキャプチャー出力かOBSかWinか。
結局解決せずに、配信を中断してOBSを立ち上げ直す悲劇が起こりました。
Nabowaメンバーで連続して起こるとか、ほんま立ち直れない。
〜多分これが原因かなーいや違うぞ・・・ッ!〜
ATEM mini Proが結構ホットな温度になってたんで、「あーBlackmagic Design得意の熱暴走か!」と考え、次に一乗寺フェスの中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)のツイキャスプレミア配信に挑む。
たにーさんからステンレスのお盆を借りatem mini proの下に置き、USBのファンも借り吹き続けてこれで完璧ヒヤヒヤですわい、とリハに挑んだ所、また同じ症状が。
僕の心がヒヤヒヤです。
結局、X32 RACKのUSBでのオーディオインターフェイスに音声のみ切り替え、逆に音スッキリしてええやんという結末を迎えるのでした。
〜そんな僕の今までのトラブル履歴〜
ライブ配信を長いことしてると、もうサービスやネット環境のせいに出来ないトラブルも起こる訳で、これからライブ配信する人にもトラブル回避どうするかってのを共有したくて、やっとこのパートになります。
そんな僕のトラブル遍歴をご査収くださいませ。
1,京大の結構パリッとした内容のライブ配信でファーストコンタクトに失敗
これはUstream時代の事ですが、ライブ配信しはじるとPCのCPU使用率がガンガン上がりドロップもガンガン増え、再接続し直すまで時間がかかるというパターン。
PCのスペックは超余裕が無いと怖くて使えないなと実感しました。
原因わからないんだけど、この時期って最初の送出ですごい負荷かかるイメージがあって、今でも例えばNewspicksのライブ配信とか最初のシーンの画像が解像度落ちてるのを見ると、初動が一番負荷かかるんちゃうかなぁと思っております。
2,京都家庭動物相談所の譲渡猫舎の24時間365日配信で、LIVESHELLのダッシュボードにつながらず配信出来ないので結局現地に足繁く通う。
当時やっていた、ライブ配信をPCいらずのエンコーダーのLIVESHELL PROというものを使ってたんですが、定期的にブラウザから操作するダッシュボードが操作不能になっていた。
猫パンチを炸裂されてケーブル外れたりしてたという例もあるけども、長時間配信過ぎて熱持ってたのかなとか今になって思う。
とりあえず、配信PCやエンコーダーは冷やすべきという事例。
3,LINE LIVEでくるりの配信をα-STATIONから行なった時、最初の方で一回接続落ちる
なんやかんやありまして、モバイルルーター環境でしか配信出来ないという流れの中、もちろん別日に配信の事前チェックはしたものの、当日肝心の問題なかったモバイルルーターの速度が遅いこと遅いこと。とりあえず、保険にあと2キャリア用意してたのでそちらを使うのだが、案の定配信が最初の方で一時的に落ちる。
こればっかりは僕だけのせいとは言いづらいものの、「二度とα-STATIONに足を踏み入れられないかもな。。。」という気持ちが頭をよぎる。
本編じゃない部分だったので事をなきを得る。
以上、僕がゲロ吐きかけた思い出に残るトラブルでした。
もっと細かいトラブルは一杯あるで。
〜ほなどうしたらええねん解決編〜
解決編とうたうものの、実際には機材なのでトラブルはつきもの。
それを限りなく少なくする為に、そしてどうリカバリーするかを僕の経験から言います。
1,早い有線LAN使お!
Wi-Fiやモバイルルーター使うしかないなら、そこの責任は会場や主催と切り分けるべきです。基本的に、最近の見積もりはだいたい備考欄でこれをうたってます。
2,事前のチェックは念入りに!
当たり前なんだけど、本番前の挙動で気になる所があれば他の案考えましょ。
3,配信PCのスペックはええのんにしよ!
しょぼいの使って配信するのは避けましょ。
4,なんでもバックアップ作りましょ!
機材のバックアップや映像や音声回線のバックアップは常に用意しましょ。
5,録画回しときましょ!
最悪の場合、録画したものを共有するというのも一つの手です。
それも、各カメラで録画とスイッチャーのアウトの録画があればモアベター。
6,上記が成立する金額もらいましょ!
課金ライブ配信が最終的なライブ配信シーンの軸になると思うんですが、ちゃんとライブ配信するには結構神経尖らせてやる必要が出てきます。
その為にはどうやってマネタイズするかが肝で、それがライブ配信のクオリティを上げることに繋がりライブ配信の世間での需要が高まると思っております。
〜締めに〜
コロナが始まってライブ配信の需要が急に伸びたんですが、僕も含めてまだまだ生のライブを基準に制作されたものや、プロモーションとしての意味合いが強いものが多いと感じております。
一番はリアルタイムで見れる視聴者の体験を重視しないといけないんですが、これがほんま難しい!
本当はチャット欄で視聴者同士が盛り上がるのが理想だと思うんですが、そこのギミックがまだ試行錯誤中です。
画面の向こうでは生の人間が働いていて、生の視聴者が見ているという感覚を感じれるようにしていければなぁと日々思います。
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