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【MIXよもやま話】オートメーションで書くべきか・トラックを分けてフェーダー操作するべきか

おはようございます。StudioOnett 佐藤です。
今回はボリューム調整に主軸を置いたお話。

楽曲には緩急があり、ボーカルを例にとると「Aは小さく」「サビは大きく」というのが一般的かと思います。

私の場合は「A・B・サビ」といった各パートごとにトラック分け、個別にフェーダーでボリューム調整する事が多いです。

メインボーカルを分割。楽曲の緩急に合わせて調整。

メリットをいくつか考えてみました。

①オートメーションより個別フェーダー操作の方が微調整しやすい。


②各パートごとにFXやプラグイン処理を変える事が出来る

(あらかじめパート分割しておくとシームレスに処理できます)

サビだけピンポンディレイを飛ばしてあげたり


③クライアントのリテイクオーダーにすぐ応えられる

この手法をメインとする最たる理由かもしれません。
トラックを分けるのは復元性・再現性に優れます。且つ速い。

「やはり元のボリューム(処理)で!」というのは音楽制作において必ず発生します。
その時にササっと戻したり出来ちゃうのはとても楽ですね。

上記したような、打ち合わせの中の微調整こそ「人によって答えが違う音楽的な余白」だと私は思います。

「どっちがいいだろう、こっちがいいね」
そんなやりとりを重視しているからこそ、今の手法に落ち着いた気がします。

以上、本日のMIXよもやま話でした。
読んでくださりありがとうございます。みなさんのご意見・ご感想お待ちしております。

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