こだわりシリーズ5mmの差

書きかけの下書きばかり溜まっていきます

書きたい事は山ほどあるのですが うまく文章にならず

制作中はそちらに意識がいってしまうのでなかなかブログが停止がちになります

さて今月のmeousicの新作

ウタ丸リボン は2色 3サイズ展開になっております

S M L の差寸はなんと

5mm

通常 誤差と言われる範囲の差寸です

これもハンドメイドだからできる事じゃないかなぁ…

でも5mmって手に取ってみると随分違うんです

本当に僅かな差ですが 大きな違いが存在しているんです

靴で想像してみてください

23cmは小さいけど23.5cmは丁度いい

23.5cmは丁度いいけど24cmは大きい

5mmって誤差になりがちですけど割と重要な寸法なのです

作品を作る時

「今回のこだわりはここだ!」

と決めて作り出すわけじゃなく 作っていくうちに譲れないこだわりが出てくるんだと 今回ウタ丸リボンを作って思いました

作り始めたときは 

”今回の作品特にこだわるとこなさそうだよなぁ…”

と思うのですが 作っているうちに

カラーの部分の硬さやリボンの取り付けかたやサイズなど前回作以上にこだわりが詰まってしまいました

例えばカラー(首輪の部分)に関しては 全面芯(裁断したパーツ全部に身を貼る事)の方がハリと硬さが出て作品としては見栄えがいいです

ただ それを猫さんがつけたときにどうなのか?

硬いという事はそれだけ皮膚に負担がかかるのではないだろうか?

つけ心地が悪いのではないだろうか?

では芯を貼らないとどうなるか?

今回使用してる生地的に厚みが足りずアジャスターが勝手にずれてしまう可能性があります

勝手にサイズが変わってしまう 恐ろしい…

そこで今回は 猫さんの肌に直接当たる方には芯を貼らず

表面の見える側にだけ芯を貼ることにしました(部分芯と言います)

見栄えもよく 肌触りも硬くなく 厚みもきちんと確保できる

目には見えない部分ですが しっかりとこだわりが詰まっています

猫さんごとに合うサイズは違うだろうと考えリボンも3サイズ展開にしました

受注生産の強みですね

横幅8cmから順番に7.5cm 7cm 6.5cm 6cm と作って並べてときにウタ丸店長に当ててみたりしてウンウン言いながら7.5cm 7cm 6.5cmというサイズを選びました

ぜひ皆様も定規片手に 「うちの子は何センチがいいんだろう」とウンウン言ってみてください

ウンウン唸った分だけ カラーに愛着が湧きますよ♪


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