クリエイターとエンドユーザー
エンドユーザーとかいうと凄くビジネス感があるなと思うし横文字のビジネス用語は好きじゃないです
エンドユーザーって言葉の意味も今の会社入るまでよくわかってなくて 会社でエンドユーザーって言葉が飛び交うからちゃんと調べたら
「ゾウの餌を顧客として買うのは飼育係だが、エンドユーザーはゾウである(Wikipedia参照)」
ゾウである…
以来エンドユーザー という言葉だけは少し親があります
なぜなら エンドユーザーはゾウだから…
meousicの場合エンドユーザー は猫さんたちです
でも猫さん達が直接
「ウタ丸イエローの首輪が欲しい」
「ウタ丸オレンジはないの?」
「もっとシンプルなのが良い」
と言って買い物してくれる時代はまだ訪れそうにないので
ご家族様向けにデザイン提案していくべきなのでしょう
ただ「人が好みそうなデザイン」の中には「猫さんの負担になりかねないデザイン」も出てきてしまう
クリエイターの作りたいモノと世の中が欲しいものがマッチしないなんてことはよくあります
運良く自分の世界観と客層がマッチして多くのファンをつかめたとしても つかめたからこそ 次に自分の好きな世界観で制作した時顕著にファン数が減るのが見えてしまう すると自分のファンが好きそうな作品を作りたくなってしまう そのうち自分の作りたいものが分からなくなる よくある話です
お客様の声なんて耳にせず イヤホンジャックも指紋認証も復活させずひたすらにデザイナーの意思だけを反映させるリンゴのマークの会社は本当に尊敬している
とは言えエンドユーザー が猫さんである限り安全性と負担軽減は絶対に意識しなければならない そしてデザイン性も捨ててはいけない
物言わぬエンドユーザーだからこそ 自分の中にある作品への自己表現の欲と人間の自己満足に負けないよう自問自答を忘れずに
「猫さんのための雑貨屋さん」
というコンセプトをリンゴのマークの意思と同じくらい強く頑なに守っていきたいと思うのです
高いおもちゃやお家よりダンボールが好きとかね笑
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